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温暖化の科学 揺れる「舞台裏」(科学技術部編集委員 吉川和輝) (日経産業新聞)
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/308.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 12 月 19 日 12:45:54: mY9T/8MdR98ug
 

http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/techno/tec091216.html

 英大学の電子メール流出に端を発した地球温暖化研究に関するスキャンダルの波紋が広がっている。温暖化対策の国際的な議論は科学の成果を前提にしている。「クライメート(気候)ゲート事件」という名がついた今回のできごとは、その信頼性を揺るがしている。

 事件の経緯はメディアで一通り報道された通り。温暖化研究で有名で、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)にも貢献してきた英イーストアングリア大学のコンピューターから、研究者のメールや文書が何者かに大量に盗まれ、ネット上に流出した。

 同大学の温暖化研究の責任者であるフィル・ジョーンズ教授が米研究者にあてたメールの中に「気温低下を隠すトリック(策略)を終えた」とあり、気温データを操作して意図的に温暖化を強調したと受け取られた。

 ほかにも、温暖化の人為原因説に懐疑的な研究者の成果を専門誌などで取り上げないよう仲間で相談しているともとれるやりとりや、そうした研究者を「ばか者ども」などと口汚くののしる内容があった。

 これを見た懐疑派の研究者や欧米のメディアが反応。コペンハーゲンでの第15回気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)でも話題になり、IPCCのパチャウリ議長が各国代表を前にして疑惑に反論した。

 事件の影響がどこまで広がるかは予断を許さない。流出した資料には、各地の気温データを集計するコンピュータープログラムの情報も含まれており、これを分析することで不適切なデータ処理がなかったかを追及する動きもある。

 今回の事件の重要な意味は、温暖化の科学の「舞台裏」を満天下にさらけ出したことだろう。舞台裏とは、温暖化に関する科学は決して一枚岩でなく、対立する意見が厳然とあること。懐疑派と呼ばれるそうした科学者は、ジョーンズ教授らが「排除」の相談をしなければならないほどの存在であること。また、IPCCの見解は偏っていると懐疑派の科学者が認識していることだ。

 主流派の科学者がかねて強調してきたのが、温暖化に関する「科学者のコンセンサス」だった。「近年の気温上昇の原因の大半は人間活動による」「気温上昇を2度以内に抑えるには先進国は2020年までに25〜40%の温暖化ガスを削減しなければならない」といった見解がそれだ。IPCCには数千人の科学者が参加しており、温暖化の科学はすでに決着したと繰り返し語られてきた。

 だが事情はそれほど単純ではない。今回の流出メールにも出てくる話だが、ここ10年近く地球の平均気温の上昇が止まっていることについて、米国の著名な研究者が「説明ができない」とした発言がある。

 ジョーンズ教授のメールの相手として登場する米ペンシルベニア州立大学のマイケル・マン教授による有名な「ホッケースティック曲線」も論議を呼んでいる。なだらかに下降してきた北半球の平均気温が20世紀に入ると急に上昇するというグラフで、IPCC報告書にも取り上げられた。

 この気温グラフのもとは、樹木の年輪や湖底堆積(たいせき)物などから得た代替指標データだが、最近一部データの取り違えが指摘された。マン教授が修正したグラフでは、西暦1100年ころの中世温暖期やそれ以前の高温期が読み取れる。大気中の二酸化炭素が少なかった時代に近年に匹敵するような温暖期があったことは、どう説明できるのだろうか。

 こうした疑問はいろいろあるのに、IPCCの権威とプロパガンダでもって、コンセンサスが演出されてきたと懐疑派の科学者は考える。流出メールに現れたジョーンズ教授らのやりとりは、そのイメージと重なる。

 コンセンサスの演出という意味では、メディアの責任も免れない。多くのメディアがIPCCの見解を無批判に紹介してきた。IPCCがどんな目的を持った組織で、いかなる手続きで結論を導いたかはあまり検証されることがなかった。

 温暖化交渉は政治交渉の場であるが、よってたつ温暖化の科学も政治と無縁ではない。今回の事件は、そんな事情をのぞかせた。

---------------
記事中に「ここ10年近く地球の平均気温の上昇が止まっている」とあるが、正しくは「南半球の平均気温の上昇がここ10年近く止まっているが、全地球での平均気温は上昇している」である。

この記事で、マイケル・マンらのチームがこれまでよりも600年さかのぼった過去1600年間の地球の平均気温のデータが示されている。記事の中で「大気中の二酸化炭素が少なかった時代に近年に匹敵するような温暖期があったことは、どう説明できるのだろうか。」とあるが、「過去1600年間のどの100年間と比べても過去100年間の気温の上昇が急激で高温となったことは、どう説明できるのだろうか」という問いかけも成立することになる。

 

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コメント
 
01. 2009年12月19日 13:49:16

真の問題点は何か、測定方式や計算方式が正しくなかったら意味がない。
それら根拠となるべきものやデータが、本当に正確で信頼できるのか?
と、数多くの疑問を生みますから、下記の検索で記事がずらり・・・

検索してみる

 温暖化シミュレーション 致命的欠陥
 温暖化シミュレーション 欠陥
 温暖化シミュレーション 故意
 温暖化シミュレーション 実態
 温暖化シミュレーション 笑い話
 温暖化シミュレーション 情報操作
 温暖化シミュレーション ○△□


02. 2009年12月20日 14:08:09
●「地球温暖化詐欺」を叫ぶ人愉快な人たちがそっとしておいてほしいこと

・ほんとうは温室効果の仕組みそのものがわからない
・グラフや数式が出てくるともう理解できず、著者の説を鵜呑み
・槌田先生と丸山先生、赤祖父先生らの主張の相違点がどうもよくわからない
・槌田先生は同僚の間で評判が悪く、誰もまともな学者と認めていないらしい
・武田先生はちょっとアレだなー、とひそかに思うときがある
・めんどくさそうなのでIPCC報告書などまったく読んでいない
・それどころか温暖化に関する専門家の著作を一冊も読んだことがない
・自分一人では温室効果ガスによる地球温暖化論を何一つ否定できない
・実は「地球温暖化問題懐疑論へのコメントVer.3.0」を読んだがちんぷんかんぷん
・海はCO2の排出源ではなく吸収源だという観測事実など知らない
・80年代から太陽活動が弱まってきているのに気温は上がっているようにも見える
・スベンスマルクの名前は聞いた気もするがその説の中身はよく知らない
・これだけ化石燃料の消費が増加すればCO2は増えるよなー、ともなんとなく思う
・でも化石燃料由来のCO2の行方についての話は禁句
・CO2の二倍強の速度で酸素が減少しているって!?
・たしかに子供の頃を思い出すと、最近の冬は暖かくなったと感じる


03. 2010年1月07日 20:49:35
これ今はやりの典型的な盗用論文というやつですね!。

Mannというこれで気象学者として有名となった男は、ある鉱山技術者の努力の成果たるデータをパクって無断で恣意的に改竄したというものです。

当初から改竄疑惑にまみれていた、何の意味も価値ももたないものといえるでしょう。元データを出すよう要求されても、だせなかったのです。

IPCCはこれについて全責任をおわなければなりません。

それはさておき、みなさんこれをみておかしいとは思いませんか?。
・・その盗用改竄以前に、このグラフは「温度」がないんです!。

温度の「偏差」しか書かれていないのです。「0.0」が何度なのか、0℃なのかー18℃なのか、15℃なのかがないと、温度にならないのは誰でもお分かりと思います。

この肝心の事が抜けてるグラフが何の意味も持たないことは、小学生でもわかることです。

一番重要な事が欠落したデータ(といえるのか?)で、評価報告書(第三次報告書)などというものをだしたIPCCは出直すか解体すべきです。

「ホッケースチック」以前に、このデータ?は実測でもなんでもないんです。

基本的に言えば、「地球の平均気温」というのは、放射平衡点(地球の表面@5500m)の平均気温のことでなければなりません。

つまり、
   ・地球の平均気温=−18℃@5500m(500hPa)

これに対し

   ・地表の平均気温=+15℃@地表(1013hPa) 

因みに人工衛星で測定した地表を含む地球の平均気温は −18.7℃ です。

地表では、平衡してないので、「天気」で左右されます。電話番号の平均を出してるようなもので、何を測ろうとしているのかわかりません。

「“地表”の平均気温」をいくら集めたところで、「“地球の平均気温」にはなりません。

人類は未だかって、「地球の平均気温」の長期データなどもちあわせていないのです。それは人工衛星によってしか測定できないものなのです。

1979年に人工衛星によって観測されたばかりなのです。

「地球温暖化論」はまだ何も整理されていないのです。

科学の議論の俎上に乗らない空想科学の世界、それが「二酸化炭素地球温暖化論」といえるでしょう。


04. 2010年1月07日 20:55:57
☆「温室効果」(33℃)は、大気の“質量”効果

地球の平衡点@5500mと地表の温度差33℃、これを「二酸化炭素地球温暖化論」では《温室効果》と呼んでいる。

この33℃は、地球に大気と重力場(気圧)があることによります。

大気があることによって、平衡点≪地球の表面》は上空にずれます。

また大気があることによって、熱の移動媒体が放射以外に伝導と対流(と潜熱)でわけあうことになる。

このうち、地表が低温であることにより、放射の役割は殆ど無いに等しい。

500℃以下では伝導と対流が主体になる。

(地表の熱は伝導を介して大気に伝わる。大気は熱膨張して密度が小さくなって上昇(対流)し、5500mあたりの上空で熱を宇宙に放出して密度が大きくなり降下する。)

「二酸化炭素地球温暖化論」というのは、この重要な「大気」と「重力場」がないことに因る欠陥論といえるでしょう。


05. 2010年1月07日 21:59:29
続き・・

この「33℃」というのは、実際は≪大気の質量効果》(ボイルシャルルの法則)というべきもので、「大気」とは大気全体のことで、特定の気体ではない。

所謂「温室効果ガス」等いかなる、「モノによっても変わるもの」ではなく、
その主体は99%窒素、酸素です。

これにアルゴンを加えると単純計算で99,97%です。(希ガスであるアルゴン(0,9%)より桁違いに希ガスである「二酸化炭素」など無視できます。)

大気全体の質量であって、それは太古から変わらないものです。産業革命がどうのこうのなどといったものではない。

二酸化炭素が“溜まる”とか熱が溜まるとか熱力学に反することを賜ることに意味があるとは思えません。


重力場は実際あるわけだから、もし本当に「温室効果」というので33℃上昇するなら、地表は平均48℃にならなければならないのです。

これはイラクの最高温度に近い灼熱地獄なのですが、そういうことは無いはずです。


今やられている「二酸化炭素削減対策」は、科学云々以前に、「二酸化炭素デリバティブ!」です。誰も「CO2削減」などしているわけではないのです。

この機会に、毎年数兆円の莫大な税金を散財させられてることは全く意味の無いことです、国民は早く気ずくべきでしょう。


06. 2010年1月07日 22:25:00
◇「二酸化炭素地球温暖化」は第二種永久機関 !

そもそも、「二酸化炭素地球温暖化」とは、大気のある空の上(平均ー18℃)から、地上(平均15℃)を温めるということです。

「二酸化炭素」であれ何であれ、(太陽以外で)「熱が溜まる」「再放射」いかなる名目であれ、空の上から地上を温めることはない。

なぜなら、(金星等含めて)上空は必ず地上より温度が低い。
         (地球の温度減率;0,6℃/100m)

熱は温度が高いほうから低いほうへしか流れ無い(熱力学第二法則)からです。

もし低温(空)で高温(地上)を加熱できるなら、エネルギー問題は解消です。真冬に窓を全開しておけば、エネルギー無しで室内を暖房できるはずです。

こうした、熱力学第二法則に反するものを「第二種永久機関」といいます。

つまり、「二酸化炭素地球温暖化論」は、永久機関を肯定する空想科学(SF)のなせる業です。

因みに〔33℃分〕は空からではなく、足元(重力場→気圧)からによるのです。

この1点だけでウソだと断言できます。ウソに振り回されぬよう気をつけましょう。



07. 2010年1月07日 23:48:10
整理してみましょう。・・

◇地球が受け得る“エネルギー”:
  地球が受けることができる、そして受けているエネルギーは次の二つであっ
て、二つのみです。!

@太陽エネルギー  
 “地球”の平均気温〈放射平衡温度〉  −18℃@5500m(500hPa)
  大気表面の単位面積に垂直に入射する
    太陽の最大エネルギー量:約1366W/m2
    (シュテファン・ボルツマンの法則)
(太陽によっては、宇宙(−270℃)から−18℃まで252℃昇温)

A重力場のエネルギー  
 “地表”の平均気温:+15℃@地上近辺 (1013hPa)
(@に対し33℃  0,6×55=33〉 
  重力場(引力)が分子の〔質量〕に対して“仕事”をする結果【熱】を与え
  る。
   〈熱力学第一法則/ ボイル・シャルルの法則 PV=nRT〉

よって、エネルギーでないもの〈「温室効果ガス」等〉によって地球の温度が変化すること(「温室効果」)は決して無い。〈熱力学第一法則・エネルギー保存の法則〉

「温室効果ガス」というものも、太陽系で存在できない(大気は地表より低温)。

もちろん「地球の平均気温」(上空平衡点)が上がっているという実測データも無いのです。



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