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「気候変動でホッキョクグマが減少している」のは本当か? それは大問題なのか? を考える
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/297.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2009 年 12 月 16 日 17:08:32: PzFaFdozock6I
 

これは基本的に

ホッキョクグマが小熊を食べる習性があることは否定していません。
ホッキョクグマの生息数がどう変化しているかが問題です。
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/293.html

へのお返事です。

ここ数日来書き溜めたものを投稿します。
私としては、おととしあたりから調べ始めてすでに知っていたことではありますが
改めて調べて書くとなると、それなりに時間もかかりました。まぁ、こうやって記録を
残しておく意義もきっとあるでしょう。


ダイナモさん、お返事ありがとうございました。

>まず、「ホッキョクグマが小熊を食べる習性がある」ことは否定していません。

はい。

>そのうえで、温暖化の進行により、餌に飢えたホッキョクグマは飢えを満たすために
>小熊を食べるようになったため、生息数が減少しているとロイターの記事は指摘していると理解しました。

それはまず、「米国が率いる国際的な科学調査による」話ですよね。

モンクトン卿が警告を発したコペンハーゲン条約を成立させようとしていた国際的な政治家や
科学者たちの中に(と言っていいと思います。だって彼らは一致団結して動いているんだから)、
こないだリークされたような「詐欺を堂々とやっていた科学者たち」が存在しているわけです。

そういった者たちの発表するものを、そのまま信じていいのか? ということです。

9/11に関して公式説を支持するメディアが書く話の多くを、私は買っていません。
豚、転じて新型インフルも「脅威だからワクチンを」なんて......絶対打ちません。
インフルよりワクチンの方がよっぽど体に悪いからです。

今後日本にも入るであろう子宮頸癌ワクチンのガーダシルも、みんなに「打っちゃだめ!」
と警告して回っていました。殺ゴキブリ剤と、ネズミを不妊にする物質が入っています。

GM(遺伝子組み換え)食品も「世界の飢餓を救う道だ」という公式の主張は嘘であり、
ベトナム戦争時に枯葉剤を作ったモンサントが開発した技術であることを人々に伝えて
警告しています。

ダイナモさんがそれらに対してはどういうお考えか存じませんが、何故か温暖化問題になると
途端に権力者やメディアの主張を鵜呑みにする人が私の周りにも若干見受けられるのです。

どうしてなんでしょうね?

さて、先に投稿なさった記事ですが(前半)

米国が率いる国際的な科学調査によると、気候変動の影響でホッキョクグマが狩りをする北極圏の氷原が溶け、共食いをするクマが現れたことなどにより、ホッキョクグマの生息数が減少している。
(引用終わり)

これをお読みになって、

>そのうえで、温暖化の進行により、餌に飢えたホッキョクグマは飢えを満たすために
>小熊を食べるようになったため、生息数が減少しているとロイターの記事は指摘していると理解

なさったとおっしゃっていますが、
どうして「温暖化の進行」でホッキョクグマが「餌に飢えた」のか、説明はありますか?
実際に、ホッキョクグマの餌となる何がどういう理由でどれほど減ったのでしょうか?
そういうデータが権力者たちとは無縁の第三者から出てこなければ、この記事を読んだだけで
それを鵜呑みにするのは危険だと思いませんか?

発言力のある専門家の中に嘘つきがいるという点では、9/11にも同様のことが見られます。

NISTのWTCに関する調査のリーダーでエンジニアのジョン・グロスは、グランド・ゼロ、WTC
タワーの下に溶けた鉄が存在していた事実を完全否定し、詳しく聞きたいと請う記者会見
参加者に「あとで私のメルアドをあげますから」とその場は逃れ、その実会見後はそそくさと
消えて逃げ切ったのです。確かこのビデオだったと思うので、貼り付けます。
9/11 Truth: NIST engineer denies molten steel at Ground Zero

9/11も温暖化人為説の嘘も、私から見ると非常に似ているのですよ。

そして上と似ているのが、最近回ってきた映像で

ジャーナリストのフェリム・マクアリアーがスタンフォード大学のスティーヴン・シュナイダー
教授にくだんのリークされたeメールについて質問をしたところ、国連職員が彼からマイクを
奪おうとするわ、会場の進行役みたいなのが質問に答えなくてもいいようにしようとするわ......。

で、会の後に詳しく質問できると言われたのに、警備員が出てきてカメラを取り上げるぞ
と脅し、彼は追い出されたのです。

マクアリアーは「キチガイだから、そうやって追い出してもいいのだ」と言いますか?

これまで9/11Trutherもそこら中で同じような扱いを受けてきました。
でも、彼等(公式説側)の主張や行いが正しいものならば、きちんと説明できるはずですよね?
どうして出来ないんでしょう?

そういうことを踏まえたうえで、尚且つ
「マクアリアーのような奴はそうやって追い出しても構わない」
と思う方が(殊に「9/11」の嘘が見えている方の中に)いらしたら、
それはダブル・スタンダードというものでしょう。

>なお、ホッキョクグマの生息数が本当に減少しているかどうかは、
>WWFP(世界自然保護基金) の報告が信頼できるでしょう。

どうしてWWFPの数字なら信頼できると言えるのか?
信頼できない可能性を考えてみたことはありませんか?
#その数字が間違っていると言っているのではなく、「信頼できる」と断言できる根拠は何か?ということです。

くり返しますが、これまで見てきて世界的に「専門家」と呼ばれる人間たちの中に平気で
嘘をつく人間がいることがわかっているのですよ。それでもまだ彼等を信じますか?

今現在頭数が減っているのが本当だとしても、その原因については上に書いたように
もっときちんとした説明が必要ではないでしょうか?

全体の、生息している&いた頭数についてですが 先に私が投稿したロイターのコメント、
トップにあったものからリンクされていたウィキペディアを見てみました。ウィキペディアも
始終改竄(私から見ると)される
ので心配でしたが、まず上のほうに

==========================================================================
It is difficult to estimate a global population of polar bears as much of the range has been poorly studied, however biologists use a working estimate of about 20,000-25,000 polar bears worldwide.[6]

地球上に生息するホッキョクグマの総数を推定するのは非常に難しいが、生物学者たちは
約2万〜2万5000頭がいるだろうと見ている。
==========================================================================

とあります。一方、

==========================================================================
It is known, for example, that already in the winter of 1784/1785 Russian Pomors on Spitsbergen harvested 150 polar bears in Magdalenefjorden.[81] In the early 20th century, Norwegian hunters were harvesting 300 bears a year at the same location. Estimates of total historical harvest suggest that from the beginning of the 18th century, roughly 400-500 animals were being harvested annually in northern Eurasia, reaching a peak of 1,300 to 1,500 animals in the early 20th century, and falling off as the numbers began dwindling.[81]

たとえば1784〜1785年の冬、スピッツベルゲン(北極海にあるノルウェーの島)に住む
ロシアのポモール(白海沿岸に入植したロシア人とその子孫)はマグダレネフィヨーデン
150頭のホッキョクグマを捕獲したことがわかっている。

20世紀初頭にはノルウェーのハンターたちは同じ場所で300頭の熊を捕獲した。歴史上の
捕獲の推定によれば、北ユーラシアで18世紀のはじめから大体400〜500頭が毎年捕獲され、
20世紀の初期には1,300〜1,500頭(の捕獲)というピークに達し、その後(総数が)減少
するにつれ、(捕獲数も)減っていった。

The numbers taken grew rapidly in the 1960s, peaking around 1968 with a global total of 1,250 bears that year.[86]

捕獲数は1960年代には急速に増え、1968年頃がピークで、世界中で1,250頭が捕獲された。

以上、http://en.wikipedia.org/wiki/Polar_bearより
==========================================================================

その[86]を開けてみたら、そのままでは出ず
http://pbsg.npolar.no/Meetings/PressReleases/02-Morges.htm

アーカイブを見たら
http://web.archive.org/web/*/http://pbsg.npolar.no/Meetings/PressReleases/02-Morges.htm から
http://web.archive.org/web/20020826024820/http://pbsg.npolar.no/Meetings/PressReleases/02-Morges.htm
などが今はまだ残っていました。

こういうページも いつ誰によって消されるかわかりませんが、そこには

==========================================================================
The scientists estimated that a total of 1250 polar bears were killed in 1968.

The group did not make an estimate of the total number of polar bears. The Soviet Union's scientist, however, believe the total is 10,000.

科学者たちは、1968年には1,250頭が殺されたと見積もった。

そのグループはホッキョクグマの総数を推定しなかった。が、ソ連の科学者たちは
生息している総数は1万頭だと見積もっている。
==========================================================================

と書かれていました。

「1968年頃が捕獲のピーク」でその後徐々に捕獲数が減っていったわけですから、その後の
総数はどうなったのかと思ってもウィキペディアに記載はなく、あとは「温暖化のせいで大変だ」
という記述が目立つだけでした。

で、

ホッキョクグマの頭数 乱獲で 激減した

と入れて検索してみたら

農と島のありんくりん: 環境問題
他にもこのシリーズで検証したツバルや北極の氷河崩落、ホッキョクグマ絶滅など、この地球温暖化問題はまさに誤報と過剰 ..... 縦軸が頭数です。お分かりのとおり、1980年にはわずか500頭に過ぎず、乱獲により絶滅寸前であったということが見て取れます。 ...
arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/cat20627296/index.html

というのが出てきました。
その方の、

地球温暖化について考えてみよう 第5回 ホッキョクグマは絶滅の危機にあるのかの謎

というページに上の

1980年にはわずか500頭に過ぎず、乱獲により絶滅寸前であったということが見て取れます。
ちなみに当時は海氷の融解は観測されていません。あくまで人為的な乱獲が原因です。

という記述がグラフ入りで出ているのですが、これは西ハドソン湾に限った数字として出ています。

それで、世界的な総数はどうなっているのかと思い、その元の「ビヨルン・ロンボルグ」
で探してみました。それはともかく、この「農と島のありんくりん」は今ちょっと拝見
しましたが、私も以前調べて知った事実などがよく書かれていますので、是非ご覧ください。

さて、ロンボルグ。

彼は私がアル・ゴアの映画を観るよりずっと前に、こちらのSBS・TVで観た番組に出ていた
ので知っています。田中宇さんがメルマガに彼のことを書くよりも前のことで、京都議定書
に対し「そんなことに巨額の費用を使うより、今餓死していく人たちを救った方がいいのに」
などと主張していて、当時は公式説しか知らなかった私は「なんか変な人だなぁ」と思ったものです。

とにかくちょっと検索したら出てきたのがこれ。

==========================================================================
Prof Lomborg points out that over the past decades, the global polar bear population has increased dramatically from about 5,000 members in the 1960s to around 25,000 as a result of the regulation of hunting.

ロンボルグ教授は、ここ数十年間で地球上に生息するホッキョクグマの総数が、狩猟を
制限することによって1960年代の5,000頭から(現在の)2万5,000頭程度まで、劇的に
増加した
ことを指摘した。

Bjorn Lomborg: Save polar bears by not shooting them
By Charles Clover, Environment Editor
Published: 6:00PM BST 05 Oct 2007
http://www.telegraph.co.uk/science/science-news/3309397/Bjorn-Lomborg-Save-polar-bears-by-not-shooting-them.html
==========================================================================

公式説を応援してやまないメディアですが、この5,000頭という数字を否定したりはしていません。

これを見て思い出しましたが、確かこの数字は以前私が上述のウィキペディア(英文)を
見たときには書かれてあったと思うのです。その記憶が確かならば、誰かがこの間
それを削除したことになります。

とにかく前回投稿したお返事に引用した(英文の)コメントにもあったと思いますが、
現在のホッキョクグマの生息総数は、かつて人間が殺しまくっていた頃と比べて
4〜5倍に増えている
のですよ。ご存知でしたか?

他にもロンボルグは、(温暖化による)暑さで死ぬ人が今世紀に2,000人は増えるとIPCC
はいうけれども、反面寒さで死ぬ人が2万人は少なくなるので釣り合いがとれる(どころか、
大量にお釣りがくるって感じですが)し、海面上昇に関連しても誇張する傾向があって、
IPCCは今世紀に6mではなくて「18〜59cm上昇する」といっているが、過去150年間で30cm
は上昇したのに、文明の終わりなどきていないことなどを指摘した と同記事には書いてあります。

その下の読者のコメントにもありますが、ロンボルグは統計学が専門なので、それを
使って状況を明瞭に分析、判断してものを言っているということです。

いかがでしょうか?

ついでですが、

ダイナモさん、元記事が英語なので致し方ないでしょうが バレバレです。
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/292.html

に頂戴したコメント

01. 2009年12月14日 00:56:03
>ということは、ロイターの日本語記事が
>日本人は自然について知らないのをいいことに
>ホッキョクグマ悲劇派に都合悪い英語の部分を削除して訳されている、
>ということですね。

まさに、その通りですね。
何故イヌイットの弁を削除したのか?です。

>それにダイナモみたいのが引っ掛かる、と。

私も最初はみごとにだまされていて、「大至急なんとかしなくちゃ!」と信じ込んで
いたのですから、人のことは笑えません。

数日来、ずっと涼しくて 夜は毛布と羽根布団で寝ていたのですが、今日は朝家を出たら
そこら中ケムトレイルだらけで、気温が40度に近い高温にまで上がりました。

HAARPを使って上げたんじゃないか、と思うのですが
いんきょさんあたり、何か情報をお持ちではないかなぁ?(^^;

今日 電車に乗り合わせたお兄さんに、9/11からケムトレイルなどの話をし、HAARP
という名称も言ってみたら、何の抵抗もなく「知ってるよ」と言って、私の上の疑問
(HAARPを使って気温を上げている)も、「僕の父がずっと言ってることと同じだ」
というので非常に驚いたのですが、何も知らない風でいる一般市民も決して
「何も知らない」わけではないことを改めて知って(その他にも9/11の話をした人が
数名いたし、みんなわかった!)またまた勇気付けられました。

とにかく今夏も去年同様、また全世界がオーストラリアに注目する(テニスの)
オーストラリア・オープンの頃には猛暑になるだろうと予測しておきます。

千早
 

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コメント
 
01. 2012年3月12日 23:37:48 : tpO2J6lgeQ
とってもホッキョクグマが可愛そうです・・・。
今学校のレポートでこのことについて書いているんですが、この資料をレポートにまとめたいと思います。

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