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(回答先: やはり気温は上がっている 新たな解析によって温暖化が裏付けられた（日系サイエンス） 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 11 月 24 日 19:56:17)
.........う〜ん。ちと待て。
『地球温暖化を疑う人たちは過去の気温の推定法について公然と批判を続けてきたが，まったく異なる方法に基づいて過去600年間の気温を再現した最近の研究でも，同様の結果になった。これで懐疑派の長年の疑念も解消するかもしれない』
自然科学者はみな、｢過去の気温の推定法｣よりも、｢二酸化炭素と気温の間の因果関係｣に関心があるだろう。温暖化の主因が二酸化炭素であるかどうかに関心があるからだ。(ちなみに、弱い相関は示されているが、それは温暖化が二酸化炭素に起因することを証明しないことに注意が必要だ。)
この｢二酸化炭素と気温の間の因果関係｣をより明確にするための方法の一つが、二酸化炭素の濃度を折り込んだ｢気温の推定法｣なのである。(もっとも、慎重に言えばこれも因果関係を完全に示すことにはならないが、まぁ、今よりは知見が開けるだろう。)
そして、この記事は、｢不確実性の伝播しやすい｣新しい推定法を採用することで｢大気中の二酸化炭素の増加率を仮定して将来の気温を予測することも可能｣になったという点で画期的なのである。｢新たな解析によって温暖化が裏付けられた｣ことは、はっきりいってどうでもいい、当たり前の、下らないことだ。
この記事は、その点でミスリードを誘発するから注意が必要である。もう少し、理系知識のある記者に書いて頂きたいね。
えっ？わざと要点をぼかして書いてるの？な〜るほど。
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