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地球気温、低下していた? 露ハッカーが暴露と報道
http://ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=2114&cid=106&p=22.11.2009
露国営第2テレビは22日、地球気温が低下していることを示す英米研究者の資料がロシア人ハッカーによってインターネット上に暴露されたと報じた。コペンハーゲンでの国連会合に合わせた犯行とみられる。
報道は米メディアからの引用として伝えられたもので、気候変動問題に取り組んでいる英イースト・アングリア大学のコンピュータから米航空宇宙局(NASA)を含む英米研究者のEメールなど数千点のデータが流出したという。
第2テレビは、同大学のフィル・ジョーンズ教授とマイケル・マンと名乗る人物による「低下の事実を隠すために、トリックを使って過去20年の気温を上方修正した」「懐疑論者を喜ばせないようにしなければ」「真実ではなく、後で真実を書き換える可能性の方に意味がある」といったやり取りを紹介している。
イースト大学が掲載した教授のコメントでは、情報流出の事実を認めているものの、資料の信憑性に対して直接の言及はなかった。
地球温暖化問題では、世界中の専門家の意見をまとめる「気候変動に関する政府間パネル」が第4次評価報告書のなかで@地球気温が05年までの100年間で0.74度上昇している、A気温上昇は人為起源である可能性が9割以上などとする見解を発表している。これに対し、気候変動と産業活動との因果関係から気温上昇の真偽に至るまで懐疑的な見方をする研究者も多くおり、国際的な議論は続いている。
コペンハーゲンでは12月に気候変動の事実を前提とする国連気候変動枠組み条約の第15回締結国会議(COP15)が開かれることから、報道は会議開催を前に人々の注意を懐疑論に向けるものとなっている。
22.11.2009