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先月ベルギーのゲント市が毎週木曜日を『菜食の日』に制定したのを受け、今月6月15日、今度はイギリスで、ポール・マッカートニー氏が“ミート・フリー・マンデー(肉なし月曜日)”のキャンペーンを呼び掛けた。
ロンドンのセントジェームズ公園で行われたこのイベントには、オノ・ヨーコ氏を含む40人以上のセレブリティが集まり、ハリウッド・セレブや有名シェフもこのキャンペーンを支持。ロンドンのレストランでは菜食のメニューが用意され始めた。
そもそもこの『週1日は菜食を』という発想は、2008年の国連の警鐘から始まる。デブア国連気候変動枠組み条約事務局長は、「地球温暖化を防止するには、人々がそれぞれ最低週1日は肉食をやめなければならない」、「最善の策は、全ての人がベジタリアンになること」と発言。
国連の報告書によると、地球温暖化の原因となっている温室効果ガスのうち、家畜の飼育に関連して排出されたものは約18%であり、輸送業よりも高い比率となっている。さらに飼料の生産から食肉の輸送まで合わせると、莫大な化石燃料を費やしている。
マッカートニー氏は、「1週間に1日だけ肉を食べない日を設けることは誰にでもできること」、「健康の向上や動物の倫理的な取り扱い、世界の食糧不足など、いつくかの重要な問題の鍵ともなる」と指摘。
マーカートニー氏によると、アメリカやオーストラリアでは、すでにこの週一ベジーデイの習慣が始まっているという。
Meat Free Mondayキャンペーンのウェブサイト
http://www.supportmfm.org/
ロイターニュース(日本語)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-38578320090616
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