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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200906021113
最近になり、比較的広大な面積を持つ平野部の上空に一面に雨雲のような雲が広がるという特異な気象現象が起きていることが判明。英気象学会ではこの雲に「Asperatus(アスペラトゥス)」(rough=「荒い」という意味)(画像参照)という分類名を付けて学術上、正式な雲の分類にしようとする動きがでてきている。 雲の分類に新種のものが加わるのは1953年以来、実に半世紀ぶりの出来事となる。 アスペラトゥスの観測は今のところ、アイオワやオーストラリアの草原(プレーン)地帯やグリーンランドの沿岸地帯など、非常に広大な面積を持つ平地部の上空に出現。上空一面を雨雲のような雲が覆い、ちょうど嵐の前触れのような状況となるが、その後もその状態が継続し、気象条件の悪化などは伴わないのが特徴。 なぜ、最近になってからこうした雲が観測されるようになったかははっきりしていないが、地球温暖化などの影響によりこれまでは生じてこなかったような気象現象が起きているのではないかと見られている。 この雲を正式に雲の分類として認知するためには世界気象機関(WMO)で審議を通してこの雲が一般的な気象現象であることが学術的に認められる必要性があり、英気象学会では世界中のプロ、アマの両方の気象学者の協力の元で、アスペラトゥスが観測される際の気象条件、気象データなどの詳細データの収集を進めている。 |
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