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サッカー岡田ジャパンは14日、宮城スタジアムでトーゴ代表と対戦。エースFW不在、たった14人で来日した“2軍編成”の相手に5−0と圧勝した。しかし、その快勝劇の舞台裏で、岡田監督vsTBSの壮絶バトルが勃発していた。
■強化にならん!岡田監督「強い相手と戦いたい」
日本は、岡崎(清水)が8日の香港戦に続く1試合3得点のハットトリック、初先発した森本(カターニア)の代表戦初ゴール、本田(VVVフェンロ)がダメ押し弾といいことずくめで10月の3試合を全勝で終えた。試合終了のホイッスルとともに笑みがあふれる選手らを尻目に、岡田監督はなぜか仏頂面。中継したTBSによる恒例の監督インタビューの要請を無視して素通りしてしまったのだ。これは、明らかにTBSへの“宣戦布告”だ。
ことのおこりは、今月3日に放送されたTBS系列のサッカー番組「スーパーサッカー」で行われた質問コーナーでのやりとり。出演した岡田監督に対し、98年フランスW杯直前に自らがふるい落とした三浦知良に関する質問などが飛び出した。触られたくない話題を蒸し返されたことに不快感を示した岡田監督は苦笑いしながら「こんな番組、2度と出ない!!」と発言。これをTBSは、そのまま放送したことで関係はこじれてしまったようだ。
しかし、今回のインタビュー拒否は、明らかに日本サッカー協会側の契約違反にあたる。というのも、日本代表戦を放送するテレビ局側は、このご時世にもかかわらず巨人戦以上の1試合1億円以上の放映権料を払っている。その代わりにテレビ局側はメンバー発表の当日と試合後に最優先で「岡田監督へのインタビューをする権利」が得られる。これは、契約書にも明文化されている。
そこで、あわてた日本協会幹部が、TBS側に公式謝罪するはめに。しかしある協会関係者は「なんで、われわれが謝る必要があるんですか?」と開き直る場面も。TBS側は「ひどいです。しっかり(記事で)書いてもらって、この事実を明らかにしてほしい」と怒り心頭だ。
■引き金はカズ?
「マスコミで飯を食うことも考えた」という岡田監督は、早大卒業の際の就職活動でTBSの入社試験を受験したものの、落ちたという苦い思い出がある。今回のインタビュー拒否は、そのときの恨みというワケではないだろうが…。
「普段の岡田はホントウにナイスガイなんです。(新聞)紙面や画面で見る岡田をみるたびにもったいない気持ちでいっぱいなんです」という協会関係者もいる。しかし、今回に限っては明らかな契約違反で日本協会と岡田監督に分が悪い。W杯でベスト4を目指そうという指揮官としては、なんとも大人げないような気もするが。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
転載終了
岡田と、協会は、98でカズを外した理由が露呈されるのを極度に恐れている。