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2009年12月16日
北朝鮮の核ミサイルは、アメリカの資金によって作られている
北朝鮮には膨大な地下資源が眠っている。推定1000トンとされるGOLD、金鉱山のある雲山地方、さらに東部の摩天嶺山脈一帯、西部の平安南、黄海南、北海地方には金、銀、銅、亜鉛、ニッケル、コバルト、マンガン、マグネサイトの鉱山が確認、開発されている。特に人絹、パルプ生産に必要なマグネサイトの埋蔵量は世界一位である。
こうした資源開発は、米国のミネラル・テクノロジー社、モリソン・アンド・カノーソン社が行っている。当然鉱山開発の利益の多くは北朝鮮の収入となり、その資金は核兵器開発に注ぎ込まれてきた。アメリカが、核兵器開発資金を与えているのである。
また前ブッシュ政権の財政基盤・政治基盤であったキリスト教原理主義教会は、アフリカン・ディベロップメント社等の鉱山開発企業を経営しており(教会が鉱山開発?)、キリスト教原理主義教会は北朝鮮の鉱山開発を狙い、ワールド・ヴィジョンという傘下の「慈善」団体を通じ、例年300万ドルの寄付金を北朝鮮に供与している。
こうして米国の資金によって北朝鮮の核兵器開発が推進され、「アジアのミサイル危機」が作られる。そして日本はMDミサイル防衛システム、パトリオット・ミサイルを大量に、アメリカから購入する結果になる。
このパトリオットのメーカー、レイセオン社のミサイル販売の代理人はウィリアム・ペリーであり、かつてはパメラ・ハリマン(故人)であった。
黒船ペリーの末裔ウィリアム・ペリーはクリントン大統領時代の国防長官であり、兵器売買を専門とする銀行ディロン・リードの社長である。日米安保条約を作った、かつての米国国防長官ジョージ・フォレスタルは、ディロン・リードの社長であった。ペリーの最大資金源は、北朝鮮に資金援助を行っているキリスト教原理主義教会である。ペリーの妻は、キリスト教原理主義教会の創立資金を出資したウィリアム・ランドルフ・ハーストの娘である。このハースト=キリスト教原理主義教会、の財産を全額相続し、政治資金としているのがペリーである。
日米安保条約によって日本とアメリカが「一致団結」し、中国・北朝鮮と敵対する。この日米安保条約を作ったディロン・リード。日本防衛のためのMDミサイル防衛システムを日本に売るディロン・リード=ペリー。そのペリーが、義父のキリスト教原理主義教会を通じ、北朝鮮の核兵器開発資金を提供している。
これは、「どういう事」か?
パメラ・ハリマンはブッシュの銀行ハリマンの会長エイブリル・ハリマンの妻であり、パメラは過去、ヒラリー・クリントン国務長官夫妻の選挙参謀、資金集め責任者を担当して来た。
アメリカ共和党政権=ブッシュのキリスト教原理主義教会が、北朝鮮に核兵器開発資金を提供し、アメリカ民主党政権が日本にミサイル防衛システムを販売する。
「見事な」連携である。
北朝鮮の核兵器開発の代金として、アメリカは北朝鮮の豊かな鉱物資源を入手する。北朝鮮の核兵器開発の結果、アメリカの高価な迎撃ミサイル・システムは日本に購入され、迎撃ミサイルは、ジャンジャン売れる。日本は、アメリカに「守ってもらうため」軍事・経済・外交・政治の面で、アメリカに逆らわず、何でも「言う事を聞く奴隷」と化す。
「見事な」商売である。
日本と中国・北朝鮮が戦争を起こし、アジアに戦争が起こり、ミサイルの攻撃合戦が起これば、兵器商社ディロン・リードは、大儲けである。その「ため」の、北朝鮮の核武装である。
北朝鮮の核実験・ミサイル実験に激怒し、「北朝鮮討つべし」として日本の軍事力強化=ミサイル大量購入、日本の核武装を絶叫する多くの日本人は、こうした国際政治の現実を何も知らぬ「白痴」の集団である。