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1985年8月12日に起きたJAL123便墜落事故『報告書』が、当時の運輸省航空事故調査委員会から出されている。ところでこの『事故調報告書』については、未だに多くの疑問が出されている。結論を先に言えば、再調査すべき内容なのである。再調査にあたってはJR福知山線事故の「検証チーム」結成のように、「検証チーム」を立ち上げ、再検証する時期に来ていると思う。「検証チーム」メンバーには有識者が参加して、もう一度JAL123便墜落事故原因について、国民が納得する形で検証を行うことが、偏に再発防止に繋がっていく。
ではなぜJAL123便『事故調報告書』に、国民が納得していないのか。その最大の問題点は「急減圧」が、発生していなかったという点である。事故調はJAL123便後部圧力隔壁修理ミスにより、機内で「急減圧」が起き垂直尾翼が破壊されたとするが、生存者の証言はいずれも「急減圧」の発生を否定するものばかりだ。
次に午後6時24分過ぎ、相模湾上空で「ドーン」と音がしたと同時に、JAL123便垂直尾翼が破壊された以前に、運航乗務員が異常事態・異変に気付いて、発声に精神緊張感が見られるとする事故調の見解も、ではその緊張感の原因は一体何なのか、検証されて然るべき性質のものである。
いずれにせよ『事故調報告書』自体が上記の「急減圧」の有無並びに、「ドーン」以前の運航乗務員の精神緊張度の高まり等について、100%の解答ではなく、その発生原因について事故調自身「推定」表現をしている。