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2009/12/08(火) 19:28:12 ID:WYVH4/KZ
首相追及、矛先鈍る?=二階氏秘書立件を懸念−自民
自民党は、西松建設の政治資金規正法違反事件に絡み二階俊博選対局長の政策秘書が立件される
方向となったことに懸念を強めている。鳩山由紀夫首相の偽装献金問題を引き続き厳しく追及し、鳩山
内閣にダメージを与えようとしていたが、身内の不祥事で首相追及の矛先が鈍りかねないためだ。
二階氏が代表の自民党和歌山県第3選挙区支部に、西松建設が社員などの名義で献金したとされる
問題では、東京地検が二階氏の秘書を略式起訴する方向で検討している。これについて、大島理森
幹事長は7日の記者会見で「二階氏は経済産業相時代に国会で答弁(説明)している。首相とは違う」
とかばった。
しかし、大島氏はこれまで「秘書の責任は政治家の責任」との首相発言を取り上げ、「首相の言葉は重い」
と迫っていただけに、二階氏の秘書が実際に起訴されれば、自民党の対応が問われることになる。
党内には「問題があるのを承知で選対局長にしたのだから、辞めさせるのは無理」との見方がある一方
で、首相を揺さぶる狙いから「役職を辞めてもらうしかない」(幹部)との意見もある。役職辞任では首相
を追い込めないとして、議員辞職を求める声すらある。
一方、鳩山邦夫元総務相が兄の由紀夫首相と同様、実母から巨額の資金提供を受けていたことも、
執行部にとっては誤算だ。
谷垣禎一総裁は「本人が国民に説明することが大事」との姿勢だが、ある閣僚経験者は「首相の責任を
追及し続ける以上、離党してもらうしかない」と突き放した。「強い姿勢で臨まないと、自民党が変わった
とは思われない」(若手議員)。首相批判の前に身内の問題にどう対処するか、谷垣執行部は対応に
苦慮しそうだ。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009120800830