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2009/12/04(金) 12:13:10 ID:pA+IvlRg
要望聴く会 自民系続々
出席団体「政策、与党でないと」
民主党県連は3日、業界団体からの陳情を受ける「意見・要望を聴く会」を水戸市民会館で開催し、自民
党の有力支持団体だった県歯科医師連盟や県看護協会などが続々と訪れた。来夏の参院選に向けて、
早くも業界団体の切り崩しが始まった格好だ。一方、自民党県連は同日、新設した市町村活性化対策
本部の第1回会合を開き、支持団体の自民党離れを防ごうと組織の引き締めを図り、政権交代を改めて
印象づける結果となった。
民主党県連は100以上の団体に参加を呼びかけ、回答のあった39団体の陳情を3、4日の2日間の
日程で受け付ける。初日の3日に出席したのは20団体。1団体20分のスケジュールで、現状や要望を
福島伸享、高野守、柳田和己の3衆院議員、藤田幸久参院議員と県議6人が聴いた。
陳情後、県歯科医師連盟の比企利枝子理事長は「日本歯科医師会はこれまで『政権与党の自民党』と
いうことで支持してきた。政策要望は与党でないと通らない」と話した。「ただ、県議団の8割は自民党で
苦慮するところ」と胸の内を明かした。県看護協会の村田昌子会長は「政党がどうこうというこだわりは
ない。我々に協力していただけるところに協力していただきたい」と述べた。
陳情を受けた民主党県連の藤田副代表は「予想以上に状況が悪く、団体の訴えも切実だ。相当政策を
変えないと役に立てないと思った」と感想を話した。
:2009/12/04(金) 12:14:16 ID:pA+IvlRg
案内ない団体も
一方、自民党の有力支持団体の中には、会合の案内が来なかったところもあった。自民党員数が県内
最多の約5100人を誇る県建設業協会や、約4200人の県土地改良事業団体連合会などだ。建設業
協会は自民党県連前副会長の岡部英男氏が、土改連は前会長の山口武平氏が会長を務めており、
民主党が一定の配慮をしたと見られる。
ただ、県建設業協会の関係者は「自民党に手のひらを返すことにはならないが、民主党との関係は模索
している。公聴会の誘いがあったら役員会で協議し、対応を決めた」と話すなど、強固な自民党支持団体
でさえ揺らいでいる。民主党との連携推進を決議しているJA県中央会は「民主党にも全方位的に関係を
築く」としており、4日に出席する。
背景には、民主党政権が業界団体に対して「アメとムチ」を使い分けていることもある。診療報酬を決める
中央社会保険医療協議会(中医協)からは、自民党支持だった日本医師会の委員が外され、民主党を
支援した県医師会の鈴木邦彦理事が加わり、「民主支持団体優遇」を鮮明にした。
自民党県連の党員・党友数は9月の総裁選時に5万7417人で全国2位。下支えしてきたのがほかなら
ぬ業界団体だった。岡田広会長は3日、読売新聞の取材に「政権与党に要望をあげるのは仕方ない。
不安はあるが、これまで築いてきた信頼関係を維持できるように積極的に意見をくみ取っていきたい」と
気を引き締めていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20091204-OYT8T00019.htm