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国権の最高機関である国会において、理由を並べ立て審議拒否をし、挙句の果てには、国会審議拒否の照れ隠しに「質問主意書」を出して国民の眼を誤魔化そうとする行動に象徴されるように、もはや古い自由民主党が戦後保持し続けてきた歴史的役割は、終焉したかのように見える。
かつて自由民主党は日米大資本家階級と結託して、日本の戦後復興、高度成長、バブル経済崩壊とそれに続く超低空飛行経済をやってきた。しかしながら昨秋頃から、世界と日本の人々の生活は一変した。従来の政官財癒着構造の実態を国民が身に染みて、いかに支配者が儲けて来たかを国民が知るにつれ、日本国民はもはや自由民主党の歴史的役割は終わったと判断し、民主党を支持した。
歴史的役割を終えた自由民主党は、これから一体どうするのであろうか。これからどうしていいのか、方向性すら分からないというのが本音だろう。この危機的状況に気付いていない自民党の人がいるとすれば、その人たちは極めて幸せな人だ。
自民党は今までの世界を取り戻そうと、懸命に巻き返しを図ろうとするだろうが生憎、歴史の歯車の方がずっと先に進んでしまった。
「事業仕分け」然り、「陳情仕分け」等々然り従来、自由民主党がやりたいなあと思っていたことを現在、民主党が中心になってどんどんと推し進めている。
追い込まれた自由民主党が生きる道は、どこにあるか。追い詰められた自由民主党に残された道は、唯一つ。政官財癒着政党ではなく日本国民政党として、自由で民主主義的な生活原点とは何かを真剣に考察していく道しかない。