★阿修羅♪ > 昼休み31 > 514.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/12/01(火) 12:27:04 ID:NnTLSnwQ
車検用紙 天下り先転売で利益 元値の最大18倍
民間の整備工場で車検を受ける際に必要な用紙をめぐり、用紙を印刷する独立行政法人国立印刷局や
国土交通省OBの天下り先団体が、次々に自らの利益を上乗せして流通させていたことが三十日、本紙
の調査で分かった。整備工場の中には、用紙を最高で元値の十八倍で購入していたところもあった。国立
印刷局は同日、「民間にもできる事業」とし、この用紙事業から撤退する方向で検討していることを明らか
にした。
問題が発覚したのは「保安基準適合証」と呼ばれる三枚で一組の複写式用紙。整備工場で普通自動車
などを検査した後、一枚は運輸支局に車検証を申請するのに使い、残る二枚は車検証が交付されるまで
の間、車検証の代用として使える。
国立印刷局は、同局OBの天下り先「全国官報販売協同組合」(全官報)の発注を受けて、一冊(五十組)
を約七百円で納入。整備工場が加盟する社団法人「日本自動車整備振興会連合会」(日整連)は同組合
から約九百円で購入し、各地に五十三ある同振興会に約千百円で売却していた。
車検の七割以上は整備工場で行われているため、適合証は年間に約四十六万冊(二千三百万組)も使
われている。全官報と日整連はそれぞれ約九千二百万円の収入を得ていた計算になる。
さらに、各振興会から整備工場に売り渡される段階では、価格は各振興会の自由裁量となっている。仕入
れ値近くで販売する振興会もあったが、多くは工場の規模別の会費名目などで用紙代に料金を上乗せ
し、調査した範囲でも最大で一冊約一万二千六百円で販売されていた。
日整連と各振興会にはそれぞれ国交省OBが天下っている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009120102000082.html