★阿修羅♪ > 昼休み31 > 373.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/11/28(土) 11:35:39 ID:UvUyieXO
審議拒否しない公明/中立路線を鮮明化
公明党は国会対応をめぐり、かつての連立相手、自民党との間の距離を広げてきた。自民党が26日から
再び審議拒否に入ったのに対し、公明党はすべての審議に出席し野党共闘は崩壊。来夏の参院選をに
らみ、高支持率を維持している鳩山政権への対応で「自民党と一緒になって足を引っ張っているように見
られない方がいい」(幹部)との思惑から、中立路線を鮮明化させたようだ。
「われわれは十分な議論を通じて政権の問題点を明らかにするというのが基本姿勢だ。自民党には自民
党の考えがあるのだろう」。公明党の井上義久幹事長は27日の記者会見で、3カ月前までの“盟友”を突き
放した。
会期延長を求める理由についても違いが表面化。公明党は27日、2009年度第2次補正予算案の編成を
求めて経済重視の旗色を鮮明にしたのに対し、自民党は衆院予算委員会の「政治とカネ」集中審議で
鳩山由紀夫首相の偽装献金問題を追及し、政権にダメージを与えることにこだわる。
終盤国会の焦点、日本郵政株式売却凍結法案に関しても自民党が造反が出るのを警戒して採決その
ものに慎重姿勢なのに対し、公明党は「自民党の事情に付き合っていられない」(国対筋)として、法案に
は反対するものの採決すること自体は容認の構えだ。
先に各党国対委員長が断続的に協議を重ねた際、民主党の山岡賢次氏は自民党の川崎二郎氏を脇に
置く形で、公明党の漆原良夫氏に協力要請。政権交代前から与野党国対委員長として顔を合わせてきた
両氏は「付き合いも長く話しやすい」(公明党国対筋)関係で、自民党の孤立が際立った。
与党側が今月20日未明の衆院本会議で、中小企業金融円滑化法案の採決を強行した時には、公明党
は自民党とともに退席した。この対応について支持者からは「まだ自民党の家来をやっているのか」との
批判が多く寄せられたという。衆院選惨敗、野党転落以来、自公関係は変質の一途をたどっている。
(共同通信社)
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20091127.html