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JTは3連騰、たばこ税増税観測を織り込み下げ過ぎ訂正
2009年11月26日12時4分
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JT(日本たばこ産業、2914)は、6300円高の26万400円と3日続伸している。たばこ税増税観測とともに国内たばこ需要減少懸念が強まり調整したが、観測後退とともに下げ過ぎ訂正買いが下値に続いている。ドル安・円高進行で今年10月に上方修正された今3月期業績も見直され、ディフェンシブ株関連人気を再燃させている。たばこ税増税は、鳩山連立内閣により財源確保と健康被害防止、さらに環境保全策として論議が高まり、鳩山由紀夫首相の肯定発言などで勢いを増し、1箱1000円への値上げ論も飛び出して、同社株価を直撃した。株価は、9月の年初来高値33万円から24万800円まで大きく売り込まれた。増税の動向は、年末策定の来年度税制大綱で本決まりとなるが、増税観測そのものは下火となり、同社株にも下げ過ぎ感が強まった。一方、同社の今期業績は、第2四半期累計決算が発表された10月に上方修正され、純利益は期初予想の1000億円を1080億円(前期比12%減)に引き上げられ、連続減益率を縮小する。国内たばこ販売数量は期初予想を据え置き、海外たばこ販売数量は下方修正されたが、米国連結子会社への為替恩恵が上方修正要因となった。為替レートは、さらにドル安・円高進行しており業績再上ぶれ思惑にもつながる。下げ過ぎ訂正が続こう。