01. 2009年12月22日 19:02:25 タバコ税の増税は、賛成ですね。 むしろ、欧米先進国並みに、一箱1000円くらいに引き上げるべきです。タバコや酒といった嗜好品に対する課税強化は賛成。 嗜好品がなくても命に別状はない。 その代わり、保険料が高すぎて、失業者・低所得者層の滞納者が増えている 国民健康保険料を減免するべきであると思います。 「嗜好品」と違って、医療は、命にかかわる問題ですからね。 国民壊?保険:/1 家計思い受診拒んだ妻 「無保険」という言葉は、公的には存在しない。 国民健康保険(国保)料の滞納で保険証を失った世帯は、代わりに交付される証書の名から、「資格証世帯」と呼ばれる。 運営にあたる行政側が、人命にかかわることが直感される「無保険」の語を遠ざける中で、 日本の「国民皆保険」制度は崩れつつある。 保険証があれば救えたと思われる命があり、抜本的な制度改革が放置される中、 保険料が高騰して支払い能力に見合ったものかが疑われる水準に達した自治体もある。 国保の現状を、全国各地で探った。 ◇救える命だった… 大阪府守口市の古びた賃貸マンションの屋上に、造花が供えられていた。 07年6月、この屋上に放置された冷蔵庫から、衰弱死した女性(当時58歳)の遺体が見つかった。 夫(61)が死体遺棄罪などに問われ、翌年春に懲役3年6月の実刑が確定、服役している。 公判中、近所の住民約50人は情状酌量の嘆願書を大阪地裁に提出した。 その一人でパート従業員の女性は、判決に執行猶予が付いて街へ戻ってくると信じ、新居まで探していた。 地裁判決によると、07年5月下旬、ぜんそくなどに苦しみながらも診療を拒んだ妻は自室で息を引き取り、夫は数日後、冷蔵庫に葬った。 所持金はほとんどなかった。判決は罪を指弾しつつ、 「夫は愛情を持って介護していた。妻が病院行きを拒んでいたのは、家計の窮状をおもんぱかって我慢したため」と述べた。 捜査関係者によると、夫は妻の足元に頭を置いて寝ていた。 手を伸ばせば、おむつの状態が分かるからだ。弁護士によると、夫婦は無保険だった。 保険証があれば、医療費は原則、3割負担で済む。なければ全額が必要だ。 夫は清掃員で、収入は月十数万円。介護代もかかり、保険料を払えなかった。 今回の毎日新聞の調査で、守口市の保険料は全国6番目に高かった。 夫婦は自己破産しており、医療費が免除される生活保護を受給できた可能性もある。 窮状を訴えれば、保険料が減免されたかもしれない。しかし、市への相談はなかったという。 パートの女性はつぶやいた。「救えた命だったかもしれないね」 |