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2009/12/22(火) 13:43:14 ID:1c6pjX1C
そもそもなぜ大敗したか。まだ、総括が足りないと思う。
自民党議員の多くは今も「民主党に風が吹いた」と言う。だが、小泉政権後、「人気がありそうだから」を
理由に首相を次々と交代させ、世論の風に頼ってきたのは自民党だ。毎度にぎやかに総裁選をして、
メディアに露出さえすれば注目が集まると有権者を軽んじたのが間違いの始まりであり、政権交代は起
こるべくして起きたと認めるのが、まず大事だ。
人材育成を怠ってきたツケでもある。今、鳩山政権で活躍している中堅の中には93年の総選挙で日本
新党などから出馬した人が目立つ。自民党で出たくても世襲優先の壁にはばまれて他党に回った人も
いる。先の衆院選で世襲が争点の一つとなったのは、ある意味、象徴的な出来事だったのである。
現状では4年後まで総選挙が行われる可能性は低そうだ。ならば自民党はじっくり腰を落ち着けることだ。
かつて英・労働党がブレア前首相を若いころから忍耐強く育て政権を奪回したように次のリーダーとなる
若手を戦略的に育成してはどうか。
もっとも世代交代を叫ぶ河野氏も、ただ一人目立っている小泉進次郎氏も世襲だというのが自民党の
冬景色なのだが。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091222ddm005070146000c.html