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2009/11/18(水) 22:06:51 ID:V6w52q1a
超党派議連は族議員の温床? 民主、実態を調査へ
民主党は、超党派の国会議員で作る様々な議員連盟(議連)の実態を調べ、「議連のあり方」を示す方針
を決めた。小沢一郎幹事長の考えに基づく決定で、議連を党の影響下に置き、党内から族議員が生まれ
ることを防ぐ。自民党議員が議連を通じて影響力を温存する事態を防ぐ狙いもある。
政府の役職につけなかった民主党議員にとっては、国会質問の制約や議員立法の原則禁止に続き、活動
の場が狭まることになり、不満を募らせることになりそうだ。
議連は地域や業界の振興、外交、スポーツなど様々なテーマで結成され、陳情対応や政策提言をしてき
た。民主党は16日の役員会で議連を整理する方針を決め、18日に「議連のあり方検討チーム」(伴野豊
座長)の初会合を開催。400を超えるとされる議連の実態把握に乗り出した。
自民党が与党当時は、議連に官僚を呼んで圧力をかけることがあった。今後は、検討チームで決める
「あり方」の枠内に議連の活動を閉じこめて、所属議員の族議員化を防ぐ狙いだ。
野党時代の民主党には、自民党の有力議員が幹部となっている議連を通じて政策実現を図る議員もいた。
野党となった自民党に同じ手を使われないように、民主党の議員が議連の幹部を引き受けていいかどうか
についても党が目を光らせることになる。
党幹部は「議連は自由組織だ」と「あり方」はあくまで目安との立場。だが、政府の役職に就けず政策決定
への関与に腐心する議員とのあつれきは避けられそうにない。政府外の議員が政府に意見する場として
できた各省政策会議には「ガス抜きの場」に過ぎないとの不満が根強い。
ある議員は「地域事情を吸い上げる議連までダメだと言われたら選挙なんか出来ない」と反発する。
(園田耕司)
http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY200911180390.html