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2009/11/15(日) 15:24:19 ID:cqkLyM7G
与党、法案審議促進へ強行も=野党反発、国会荒れ模様に
国会は週明けから、政府提出法案の衆院での審議が順次始まる。民主党は中小企業金融円滑化法案
や日本郵政グループの株式売却凍結法案などを30日までの会期内に成立させるため、野党が抵抗
すれば審議強行も辞さない構え。これに対し自民党は対決姿勢を示し、民主党の出方によっては衆院
議院運営委員長の解任決議案提出も視野に入れている。与野党の対立激化で国会は荒れ模様となりそうだ。
法案審議の遅れから、民主党内では一時、会期延長は避けられないとの見方が広がっていた。しかし、
小沢一郎幹事長が11日の政府・民主党首脳会議で「会期内処理」を求めたことで延長論はしぼみ、
強気の国会運営に切り替わった。民主、国民新両党は、審議促進のため各委員会での質問を最小限
にする考えだ。
政府提出法案のうち与党が今国会で優先するのは、金融円滑化、郵政株式売却凍結の両法案のほか、
国家公務員給与を引き下げる給与法改正案と新型インフルエンザ対策法案。議員立法で提出される
見通しの肝炎対策基本法案も会期内処理を目指す。ただ、どの法案も審議入りすら決まっていない
のが現状だ。
与党はまず、インフル対策と金融円滑化の2法案を17日、給与法改正案を19日に、それぞれ衆院
本会議で審議入りさせる方針。しかし、野党は複数法案の同時審議入りは「正常でない」と反発しており、
16日に議運委で協議を再開するものの、互いに歩み寄る気配はない。
民主党が「数の力」で2法案の審議入りを強行しようとすれば、自民党は、松本剛明議運委員長(民主)
の解任決議案を出し、「与党の横暴」をアピールする構えだ。
民主党が法案処理を急ぐのは、今国会をできるだけ早く終え、2010年度予算編成に専念したいとの
思いがあるからだが、首相の献金虚偽記載など「政治とカネ」の問題に対する野党の追及をかわす思
惑も見え隠れしている。18日開催で調整していた党首討論も見送られる見通しで、自民党は「問題隠し」
(大島理森幹事長)と批判している。(2009/11/15-15:04)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111500087