★阿修羅♪ > 昼休み30 > 666.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/11/11(水) 18:25:18 ID:TqKo2wFd
「まちづくり交付金」過配分=要望以上に内示−国交省に「制度形骸化」・検査院指摘
市町村が歴史や文化を生かした都市再生事業を行うため交付されている「まちづくり交付金」について、国土交通省が市町村の
要望額以上の内示額を示し、要綱に定めた限度額を1500億円以上も超過して交付していたことが11日、会計検査院が公表
した決算検査報告で分かった。
市町村に必要以上に押し付けている格好で、検査院は「市町村の発意による補助金の原則に沿わない上、国交省が自ら定めた要綱
を無視しており、制度が形骸(けいがい)化している」と指摘し、配分方法の見直しを求めた。
まちづくり交付金は2004年度に創設。国交省が市町村から提出された整備計画を基に要望額を聞いて金額を内示し、正式申請
の後に交付決定する。交付要綱には、年度ごとに算出された交付限度額を超えてはならないと定められている。
検査院は47都道府県のうち、04〜08年度の5年間に交付を受けた28都道府県の536市町村を対象に調査した。
その結果、市町村の要望額は計約4656億円だったのに対し、同省の内示額は計約6142億円と、約1485億円が過配分だ
った。申請額や決定額も内示額とほぼ同額。その結果、事業に占める交付金の割合は、要望時には3割だったのが、最終的に4割
に膨れ上がった。さらに、このうち501市町村では、申請額が限度額を計約1520億円上回っていた。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=eco_30&k=2009111100740