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2009/11/10(火) 20:02:12 ID:moRnEQp+
国会、延長含みに=同意人事で法案処理に遅れ
国会は10日、衆参両院の予算委員会が終了し、法案審議が今後スタートする。政府・与党は新型
インフルエンザ対策法案や中小企業金融円滑化法案など提出済みの12本の成立を目指す。議員
立法でウイルス性肝炎患者を救済する法案も提出する予定だ。ただ、会期は30日までで実質的な
審議日数は約2週間しかない。日程は窮屈で、延長含みの展開となる。衆院の各委員会は11日から
順次、定例日に合わせて担当閣僚からの所信聴取を行うため、法案審議は早くても来週以降となる。
民主党は当初、人事院人事官の同意手続きを10日に済ませ、同日から閣僚所信に入る考えだったが、
江利川毅前厚生労働事務次官の起用案が国会提示と同時に報じられたことに野党側が反発。調整
に時間がかかった結果、衆院採決は17日にずれ込み、法案審議のシナリオも狂った。
与野党のこれまでの折衝で会期内成立の公算が大きくなっているのは、インフル法案、人事院勧告
を受けて国家公務員給与を引き下げる給与法改正案、肝炎対策法案にとどまる。給与法改正案は
24日の衆院本会議で採決される見通しだ。一方、日本郵政などの株式売却を凍結する法案の総務
委員会での審議は、同委で給与法改正案が採決された後となる。亀井静香郵政改革担当相は、中小
企業金融円滑化法案を扱う財務金融委員会にも金融相として出席するため、会期内に両法案の審議
時間を十分確保するのは難しい。
また、北朝鮮関係船舶の貨物検査を可能にする法案も、対案を提出した自民党などとの接点は見い
だせていない。政府・与党は鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長らが出席する首脳会議を11日に開催、
法案処理の優先順位を協議するが、「全法案を成立させるには大幅な会期延長は避けられない」(民主
党国対関係者)との見方が出ている。これに対し、政府側は2010年度の予算編成に専念するため、
延長するとしても小幅にとどめたい考えで、延長幅をめぐって調整が手間取る可能性もありそうだ。
(2009/11/10-19:49)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111001002