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2009/11/07(土) 15:39:47 ID:PRT107Bt
官僚答弁激減、中断もなし=予算委質疑様変わり
鳩山政権下での初の本格的な与野党論戦となった衆参予算委員会での質疑。官僚の答弁は激減し、
審議が中断する場面もほとんどなかった。政権交代に伴い、国会論戦も様変わりした。
衆院で3日、参院で1日の計4日間の質疑がこれまでに終了。民主党は「脱官僚」政治を掲げて政権に
就いたこともあり、政策の細部にわたる質問にも、鳩山由紀夫首相と閣僚がもっぱら答弁に立った。この
ため、答えられない場面も。6日の参院予算委では、アフガニスタン情勢に絡み自民党の川口順子元
外相が「国連安保理決議1776、1833をご存じか」と尋ねると、岡田克也外相は「すぐには思い出せな
い」と正直に答えた。同日には今国会で初めて、外務省の局長と総務省の選挙部長が答弁に立ったが、
いずれも自民党が、法律の解釈や過去の経緯の説明を求めて指名した。
審議の中断が少ないのも特徴だ。これまでは、首相と閣僚の答弁に食い違いが生じたり、質問に直接
答えなかったりすれば、野党の理事が委員長席に詰め寄り、審議を止めるよう要求。政府の統一見解
が示されるまで、長時間中断するケースも珍しくなかった。
しかし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、首相、外相、北沢俊美防衛相が三者三様
の答弁をしても、自民党は審議を止めず、民主党内から「野党慣れしてない」(幹部)との声すら漏れる
ほどだ。
一方、衆院予算委では毎回、大量の民主党新人議員が傍聴し、答弁する首相らを拍手や質問者への
ヤジで援護射撃。4日は、野党側が室内後方に陣取る数十人の民主党議員の退席を求めて混乱し、
開会が8分遅れた。若手の大量動員は、野党時代の民主党が法案採決が強行される際に、反対をアピ
ールするためによく用いた手。自民党側からは「威圧的で議事妨害だ」との批判が出ている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700226