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【政治】「一体なんの仕事をしているのか」 民主・菅直人氏、肩書増え存在感薄く 毎日新聞
1 :やまねずみφ ★:2009/11/03(火) 22:09:48 ID:???0
鳩山政権で新設された国家戦略室の本格始動が遅れる一方、菅直人副総理兼国家戦略担当相の
「肩書」ばかりが増え続けている。内閣発足時の国家戦略、経済財政、科学技術の担当相に加え、
雇用問題や温暖化対策の担当も兼務。鳩山由紀夫首相がこだわる「東アジア共同体」構想にも
かかわる見通しだ。
ただ、戦略室で実務を担うスタッフはいまだに官民の計10人しかおらず、役割・権限もなお不明確で、
存在感は示せていない。
菅氏の守備範囲は広い。三つの担当相を兼務し、10月7日には温室効果ガス25%削減目標の具体化
検討チームのトップに就任。同16日発足の緊急雇用対策本部(本部長=鳩山首相)では本部長代行に。
11月2日の予算委では、鳩山首相が戦略室の役割として「東アジア共同体構想は大変重要だ」と答弁。
菅氏に委ねる考えを示した。
しかし、政権内での存在感は薄い。10月28日の衆院代表質問では、自民党の西村康稔政調副会長に
「鳴り物入りで就任した菅副総理に存在感がない。まさに看板倒れ。一体なんの仕事をしているのか」と
挑発されたほどだ。
各省をまたぐ政策調整の役割は平野博文官房長官に集中。予算編成でも無駄削減の担当の行政刷新会議と、
実務を担う財務省の影に隠れている。戦略室の「局」への格上げ法案提出も年明けの通常国会に先送りされた。
菅氏に近い議員から「今の菅さんは受け身の立場。かなり我慢している」と察する言葉が出るほどだ。
11月2日にスタッフ全体会議が初めて開かれた際、菅氏は「ある意味で『何をやるか』を考えること自体も私たちの
仕事だ」とあいさつ。その後「日本の再生に何が必要か立案し、実現する中心部隊だ」と鼓舞したが、戦略室の役割の
イメージが明確にならず、あいまいさがかえって浮き彫りになった。
菅氏の頼りは鳩山首相との関係だ。政権発足後、2人だけで少なくとも5回会っており、うち2回は1時間以上に及ぶ。
平野官房長官を除けば突出した多さで、96年の旧民主党結党以来の関係をてこに存在感を強めたい考えだ。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20091104k0000m010055000c.html