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【3:48】【政治】閣僚激務、負担増に悲鳴 増員論も 省庁再編に直結、実現は困難
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1 名前:道民雑誌('A`) φ ★ 2009/11/04(水) 13:47:12 ID:???0
閣僚激務に増員論も 省庁再編に直結、実現は困難
「政治主導」の旗印の下、閣僚を中心とした政策決定を推し進める鳩山内閣。
17人の閣僚にかかる負担が増し、悲鳴があがっている。そこで浮上の兆しが見えるのが閣僚増員論だ。
負担を少しでも軽減しようという発想だが、実現のハードルは高い。
「前原さんは大変だ」。10月23日の閣僚懇談会で、前原誠司国土交通相の激務が話題に上った。
八ッ場ダム建設中止や日本航空の再建問題で忙殺されているのに、
海上保安庁による北朝鮮関連船舶への貨物検査を可能にする特別措置法案が臨時国会に提出され、答弁も担当するからだ。
鳩山内閣は歴代内閣と同様、内閣法が上限と定める17人の閣僚を配置。
内閣法を改正しなければ、閣僚は増やせない。
苦肉の策として、前原氏が兼任する防災担当を中井洽国家公安委員長に横滑りさせる案も取りざたされる。
長妻昭厚生労働相も多忙な閣僚の代表格だ。厚労省は年金や福祉、雇用など所管の範囲が広い。
長妻氏は今後、大流行が懸念される新型インフルエンザ対策にも追われる。
厚労省をめぐっては、麻生太郎前首相が今年5月、分割に意欲を示し、自民党内の反発ですぐに断念した。
鳩山内閣発足後も、仙谷由人行政刷新担当相が3省に分割する案に言及したが、平野博文官房長官は中長期的な検討課題とした。
閣僚の増員は、省庁の再々編に直結するだけに簡単ではない。
かつて閣僚は20人が上限だったが、2001年の省庁再編に伴い3人減った。
定数減から10年足らずの増員論は「行政のスリム化に逆行する」との批判も予想される。
そもそも、省庁再編時に閣僚数の削減を強硬に主張したのは、自由党党首として政権に参画していた民主党の小沢一郎幹事長だった。
もし増員論が本格化すれば、自民党からここを突かれるのは確実。なかなか手を出しにくい難題だ。(関口克己)
中日新聞 2009年11月4日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009110402000142.html