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「JAL123便墜落事故は、小学校5年の夏。小学校のグラウンドで夏祭りの子ども音楽隊の練習をしていた時に発生した。事故は夕方6時過ぎのことであったが、その日のことは、なぜか昼過ぎの時間から記憶されている。
昼過ぎ、家の庭で花火をしている時に、一機の飛行機が頭の上を超えて行った。米軍機、若しくは自衛隊の演習機だ。その頃、低空飛行の演習が近くで行われていたため、幼心か憧れか、飛行機の轟音が聞こえるたびに空を見上げていたものだった。
その日の暮れ、それまでいつも見ていたより大きく、さらに低く、かなり大きな音と共に、灰色の煙を出しながら、一機が目の前を横切るように飛んで行った。私一人ではない。そこにいた20人近くの全員が目にしたはず。そのまま、当初墜落したのではないかと騒がれた。御座山の聳える東の方向へ消えて行った。
何分かして、いや、それほどの時間は経ってはいないはずだが、地響きのような音が聞こえた。雲は出ていなかったと思う。みんな雷でも鳴っていると思ったのだろう。夏のその時間帯に雷鳴が聞こえても珍しいことではない。東の空が赤い。雲も出ていないのに、西の空より夕焼けに染まっている。
誰も違和感を感じない。事態に気が付かない。その瞬間、520人もの命が消え去っていた。」
http://village.infoweb.ne.jp/~fwkt5372/profiles/hikouki.htm