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99 :無党派さん:2009/10/31(土) 10:14:25 ID:5UJErejV
仙谷担当相と藤井財務相の軋轢も 迷走続く行政刷新会議
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で目玉政策として掲げ、国土交通省が平成22年度予算概算要求に盛り込んだ高速道路無料化の試行経費(6千億円)をめぐり、
賛成派の仙谷由人行政刷新担当相と、削減派の藤井裕久財務相との軋轢(あつれき)が30日、表面化した。
行政刷新会議の「事業仕分け」ワーキンググループ(WG)は30日作業を再開したが、人選への不満はなお収まらない。作業の締切が刻一刻と迫る中、刷新会議の迷走は続く。
仙谷氏は30日の閣議で、予算の要不要を決める「事業仕分け」の対象について「マニフェストの事業を含めるとの誤解があるが、対象としない」と断言した。これは藤井氏に対する“挑戦状”と受け止められた。
というのも、藤井氏は25日の民放番組で、高速道路無料化の試行経費について「社会実験で何千億円もいるか」と明言。マニフェストにある高速道路無料化の関連経費も、聖域とせず大幅削減の対象にする考えを示していたからだ。
「われわれの間ではまったく(事業仕分けの)候補になっていない」
WGの統括役、枝野幸男元政調会長も30日に記者団にこう語り、仙谷氏を援護射撃した。高速無料化の試行経費を概算要求に盛り込んだのは前原誠司国交相。
枝野、仙谷両氏は前原氏を支持するグループに所属しており、団結して予算化しようという腹積もりのようだ。
このため、政府内では「削減対象予算をめぐり、前原グループと藤井氏の意見対立が今後頻発するのではないか」(省庁幹部)との見方もある。
一方、小沢一郎幹事長の意向によりWGから新人議員が外され、32人から7人に大幅縮小されたことにも批判の声が相次ぐ。
刷新会議議員の片山善博前鳥取県知事は30日、民放番組で「(人選には)一切かかわっていない。報道で聞いた」と暴露。「(新人議員は)みんな腕まくりしてやる気満々だったが、非常に残念だ」と不満を表明した。
政府高官は、新人議員に代わり増強される民間人について「『こんな人が?』という大物も入っている」とアピールするが、当の刷新会議関係者は「著名人起用はあくまでマスコミ向けだ」と打ち明けた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091030/stt0910302151011-n1.htm