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【政治】特別会計の概算要求354兆円 09年度から横ばい
1 :海坊主φ ★:2009/10/24(土) 21:09:30 ID:???P ?2BP(291)
国の特別会計の歳出は、10年度予算の概算要求段階で約354兆円に上ることが分かった。
09年度当初予算と比べ0.1%減。公共事業関係は減額したが、積み上がった国債の返済や
失業手当など義務的な経費が増加し、相殺されている。鳩山政権は特別会計を含めた歳出を
削減する方針だが、容易ではなさそうだ。
会計間の重複分などを除く実際の規模は約170兆円で、これも09年度の169兆円と同水準。
各省が予算を要求した18特会分を、朝日新聞が各省への取材などをもとに集計。09年度の
21特会分(うち3特会は10年度に整理統合などで廃止)と比較した。
重複分を含む概算要求の内訳をみると、大きく減少したのは財政投融資の資金を扱う
「財政投融資特会」。返済期限を迎える借り入れが10年度は少ないためで、6.2兆円減の
28.8兆円だった。
国土交通省の公共事業費を管理する「社会資本整備事業特会」は道路整備関連だけで2割近く減少、
全体で約0.7兆円減の4.0兆円。前原誠司国交相が新規道路建設の原則凍結を打ち出すなど
公共事業費の削減が影響した。
一方で国債などの返済に充てる資金を扱う「国債整理基金特会」は、国債発行残高が増え、
元利払い費が膨らんだことから要求は約4兆円増。社会保障関連でも「労働保険特会」の要求は、
景気の悪化にともない、失業手当の給付が1兆円以上増える見込みになって上積みされた。
「年金特会」でも高齢化の進展などで給付が大幅に膨らんだ。
鳩山政権は行政刷新会議などで特別会計を含めた事業の見直しに着手した。ただ国債や社会保障関連
などは手を付けにくく、制度変更をしないと減らせない歳出も多い。このため特会を経由して天下り法人
などに蓄積された過去の資金の「発掘」が重要になる。
http://www.asahi.com/politics/update/1023/TKY200910230494.html
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