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15 :無党派さん:2009/10/23(金) 16:47:19 ID:CMlmW7gV
忍耐から強硬へ=対日批判の論調噴出−米
【ワシントン時事】先のゲーツ米国防長官訪日を機に、米国内で鳩山政権の外交・安全保障政策に対する批判的な論調が吹き出した。
普天間飛行場移設問題などをめぐりいら立ちを強めるオバマ政権が、対日政策の基本を忍耐から強硬路線に転換しつつあるのを反映した形だ。
「今や最も困難なのは中国(との関係)ではない。それは日本だ」。22日付の米紙ワシントン・ポストは国務省高官の発言を引用、米政府内の不満の高まりを伝えた。
同日付のウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)も、鳩山政権の姿勢を「東アジア安保の要である日米同盟をむしばむ」と酷評した国家安全保障会議(NSC)元高官の論文を掲載した。
オバマ政権は当初、日本の民主党の政策に不安を持ちつつも、期待する方向に転換するのを数カ月間は待つ構えだった。対日政策を統括するキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9月上旬、それまで「忍耐が必要だ」と強調した。
しかし、普天間問題をめぐり鳩山由紀夫首相は決着先送りを表明。与党内には県外・海外移設の主張がなお根強い。米国が継続を望んだインド洋での給油活動の代わりとなる新たなアフガニスタン支援策も不明確だ。
これに対し、米側では「日本への甘い姿勢が混乱を招いたとの批判が広がっている」(日米関係筋)のが実情。
ゲーツ長官は日本での一連の会談で、現行移設計画をほごにすれば沖縄海兵隊のグアム移転なども白紙に戻ると断言、来月の大統領訪日までの決着も迫った。
こうした変化は、難航するアフガン戦略見直しなどでオバマ政権が余裕を失っているのが背景にある。ポスト紙は「アジアの最も緊密な同盟国とのもめ事が新たな困難を生んだ」と指摘した。(2009/10/23-14:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009102300485