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2009/10/22(木) 09:54:53 ID:PofbdxSJ
質問研究会スタート/不満緩和に“苦肉の策”
民主党は21日、衆院の各委員会メンバーが各省と意見交換する「質問研究会」をスタートさせた。政策
決定の一元化を守りつつ、「主張を反映させる場がない」との政府に入っていない議員の不満を和らげる
“苦肉の策”だ。
廃止した政調部門会議の“復活”を目指す向きもあるが、法案づくりで関与できる余地は少ない。政府
提出法案の修正もそう頻繁には行えず、「ガス抜き」に落ち着く可能性が高い。政府と与党の新たな関係
をめぐる模索が続きそうだ。
「銀行は逃げ口上ばかりで真剣に対応していない」。財務金融委員会の篠原孝筆頭理事が国会内で午後
開いた研究会には約30人が出席。「貸し渋り、貸しはがし対策法案」などをめぐり意見が出された。
研究会は筒井信隆農水委員長らが発案。官僚を含む政府側や有識者からのヒアリングを想定し「政府
に意見を言う場でない」のが建前だ。
自民党中心の政権では政策づくりに党側が関与、二元体制の弊害が指摘されたことから鳩山政権では
党側が意見表明できるのは各省副大臣が主催する「政策会議」となった。
しかし、党内から不満が噴出。当初、議員の意見を反映させる枠組みとして国対主催の「運営会議」が
構想されたものの小沢一郎幹事長が「一元化の意味がなくなる」と却下、議員が質問のための勉強を
する場という位置付けの質問研究会に落ち着いた経緯がある。
756 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/10/22(木) 09:55:50 ID:PofbdxSJ
実際、財務金融委の研究会では閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」の姿はなく、全国銀行協会や専門
家から意見を聞くにとどまった。
だが、一部には「法案の賛否決定や対案をつくってきた部門会議のようなものにしたい」(衆院委員長の
一人)との本音も。厚生労働委の研究会では、厚労省局長らが新型インフルエンザ用ワクチンの副作用
被害補償に関する法案を説明。議員側が「インフル対策のPRが足りない」「輸入ワクチンは大丈夫か」と
迫った。
議員側の受け止めもさまざま。「各省政策会議に比べて断然内容がある。かなり影響を与えることができ
るのでは」(若手議員)と期待感の一方、「法案も決着済みでいまさらという感じだ」(中堅議員)とあきらめ
が交錯した。
(共同通信社)
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20091021.html