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【論説】 「新聞は温かいし、ネットにない情報が得られる。ニュースサイトでは、私の誠意は割り引かれてる」…朝日新聞・天声人語★3
1 :☆ばぐ太☆φ ★:2009/10/19(月) 06:07:31 ID:???0
・ご近所を歩くと、回収待ちの古新聞を戸口で見かける。弊紙であればもちろん、他紙でも
お宅に一礼する癖がついた。無料の情報があふれる時代、新聞代を払ってくださる読者は
社を超えて大切にしたい
▼感謝の念はおのずと新聞を配る人にも向かう。日本の新聞の95%は戸別配達されている。
「新聞配達の日」のきょうは、日本新聞協会が募ったエッセーから紹介したい
▼北海道苫小牧市の亀尾優希さん(9)は、母の新聞配りを手伝う。貧血気味のお母さんは
団地の3階まで、娘は4階と5階。「家に帰ったら、お父さんのおべんとうにいれるたまごやきを
作ります。こうして、わたしの一日ははじまります」。小さな働き者を真ん中に、固く結ばれた
家族が浮かんでくる
▼「インターネットでは得られない情報が、伝える人と届ける人の誠意の集大成として新聞になる」。
そう書いてくれたのは、東京都文京区の岩間優(ゆう)さん(14)だ。足の悪いお年寄りが新聞を
心待ちにしていると知り、単なる「記事の集まり」を超えたぬくもりを感じたという
▼人の手で運ぶ新聞が温かいのは自然なことかもしれない。今年の新聞配達の代表標語も
〈宅配で届くぬくもり活字の重み〉である。凍える朝でも嵐の夕でもいい。情報の重い束を運ぶ
42万人に思いをはせたい
▼新聞社はネットでも発信しているが、そこで再会するわが文は心なしか「誠意」を割り引かれている。
特にコラムの場合、体裁の違いはそれほど大きい。どうか小欄は、ぬくもりを添えてお届けする
「縦書き」でお読み下さい。
http://www.asahi.com/paper/column20091018.html
※前:http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1255871295/