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583 :無党派さん:2009/10/18(日) 23:15:02 ID:w3uQQyyX
◎温室ガス25%減でも所得増、前政権が試算
日本の2020年の温室効果ガス排出量を国内対策だけで1990年比25%減らす場合、光熱費の上昇を見込んでも、
世帯当たりの可処分所得は2005年に比べて経済成長などに伴い76万円程度増加するとの試算が、
前政権による削減中期目標の検討過程でまとめられていたことが18日分かった。
強力な対策を取っても所得増は可能だとの試算は、新政権が打ち出した25%削減の実現策の議論にも影響を与えそうだ。
試算は、対策を取らない場合は05年から20年に国民総生産(GNP)が約21%成長することが前提。
90年比で25%削減する場合はこれが約17%に鈍化するが、
世帯あたりの可処分所得は05年の479万円から20年に555万円(約16%増)に、
15%削減では同575万円(約20%増)に、麻生太郎前首相が掲げた8%削減なら同584万円(約22%増)になるとされた。
経済モデルによって可処分所得の試算値は変わるが、厳しい地球温暖化対策を取っても経済成長や可処分所得の伸びが続くことが明確に示されていた。
麻生太郎前首相が6月に目標を決めた際も、同じ前提で試算した結果、対策を取らない場合と比べて25%減では、
家計負担が36万円も増えると説明していた。
対策を取った際に現状からどの程度所得が伸びるかは公表されず、削減に伴う負担分だけが強調されていたとの批判があった。
関係者によると、この試算には対策の進展によるハイブリッドカーや太陽光発電パネルなどの価格低下は想定しておらず、
この効果を見込めば可処分所得はさらに増えることが予想される。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20091018-556967.html