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2009/10/17(土) 15:16:37 ID:d85yYCAk
公益法人への補助金、天下りOBいると7倍 検査院調べ
12府省から補助金などの支出を受けた公益法人のうち、天下りOBを受け入れている法人への官庁から
の支出額が、受け入れていない法人の約7倍になっていたことが、会計検査院の調べで分かった。常勤の
OB職員が多いほど多い傾向にあったという。公益法人が所管の官庁からOBを受け入れるごとに収入を
増やしている実態が、改めてデータで裏付けられた。
検査院は「公益法人への支出は特に透明性の確保に留意すべきだ」と指摘している。
検査院によると、06年度と07年度のいずれかに12府省から補助金や業務委託費の支出などを受けた
公益法人は1521法人。このうち08年4月現在で官庁OBが再就職していたのは、8割近くの1163法人
に上り、延べ9900人を常勤や非常勤の役職員として受け入れていた。
官庁からの補助金などの支出額については、官庁OBが在籍する公益法人は1法人当たり4億7200万
円で、在籍しない法人の6200万円と比較すると約7倍の開きが出ている。
また、300万円以上の随意契約について見ても、在籍する1法人当たりの契約金額は4億1300万円で、
在籍しない法人の約7倍だった。
天下りの人数が最も多いのは国土交通省で3685人。所管する353公益法人のうち298法人で受け入
れていた。次が厚生労働省の2153人で、340法人のうち288法人に再就職していた。
このうち役員として再就職していたのは3612人で、1386人が常勤だった。常勤として受け入れる人数が
多い法人ほど補助金受給も増える傾向にあったという。(前田伸也)
http://www.asahi.com/politics/update/1017/TKY200910170210.html
http://www.asahi.com/politics/update/1017/images/TKY200910170214.jpg