★阿修羅♪ > 昼休み29 > 369.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/10/15(木) 12:48:43 ID:Qy/Lnjhl
補助金受給の公益法人、3割超に「埋蔵金」 検査院指摘
12府省から補助金などを受けた公益法人について会計検査院が調べたところ、内部留保額が総額約
2432億円に上り、国の基準である内部留保率30%を上回った法人が全体の3分の1を占めていたこと
が分かった。検査院は「各府省は内部留保が適正になるよう指導すべきだ」と指摘している。
鳩山政権が「無駄の温床」として公益法人制度の見直しを掲げているが、検査院の調べで多額の「埋蔵
金」を抱える法人の実態が明らかになった形だ。各府省は、公益法人への補助金の減額なども検討する
という。
内部留保は、企業の剰余金に当たり、公益法人の総資産額から基金や固定資産などを引いた額。その
額と、事業費や管理費などとの割合が内部留保率だ。
公益法人は営利目的ではないため、総務省の指針で年間支出の30%以下に抑えるべきだとされている。
検査院は、参議院からの要請を受け、06〜07年度に国などから補助金を受けたり契約を結んだりして
いる2018の公益法人について検査。これらの法人は07年度、委託事業費などを5174億円、補助金
を3088億円など、計8262億円を得ている。
このうち内部留保率が30%超だったのは659法人で、全体の3分の1だった。100%超は91法人あっ
た。
1法人当たりの内部留保の平均は約1億2千万円。国からの支出がない4561法人と比較すると、平均
で約3倍となっていた。
留保額が1億円超は745法人。10億円超は115法人あり、うち留保率が最も高かったのは外務省所管
の財団法人「日韓文化交流基金」。07年度末の段階で453%、留保額は約39億円だった。
国からの支出が1億円以上の法人のうち、留保額1億円超は352法人で、全体の半数以上を占めた。
(前田伸也、中村信義)
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200910140539.html