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ブーム到来!?「スープごはん」 相次いで商品化 レシピ本出版へ
10月11日7時56分配信 産経新聞
昔はネコまんま、今はスープごはん−。文字通り、ごはんにスープをかけただけのお手軽メニューがこの秋、ちょっとしたブームになっている。食品メーカーが相次いで商品化し、レシピ本も出版される予定だ。内食傾向で、余ったご飯の有効活用にも一役買っている。(榊聡美)
■鍋いらずの“素”
「うちのごはん スープごはんの素(もと)」(キッコーマン)、カップ入りの「スープごはん」(アサヒフードアンドヘルスケア)など、スープごはん関連の商品が続々とお目見えしている。
ご飯にのせてお湯をかけるだけのものや、レンジで調理するものなどタイプはさまざまだ。
鯛ゆず風味をはじめ、3種類がそろうキッコーマンのスープごはんの素はフリーズドライで、ご飯にのせてお湯を注ぐだけ。野菜のうまみを生かしたとろみのあるスープがご飯にからみ、食べ応えも十分ある。
「鍋も不要で、1食分を200キロカロリー以下に抑えてあり、夜食にもぴったりです」(同社コーポレートコミュニケーション部)。
一方、キユーピーではこの秋からホームページで、自社のスープの素を使ったアレンジレシピとして、6種類のスープごはんを紹介している。
ブランチ向けと夜食向けの2タイプがあり、いずれも身近にある食材で手早く作れる。野菜がたっぷりとれるおしゃれなメニューは女性に好評だ。
■余ったご飯の有効活用
「食のトレンドのすべてがマッチして生まれたのがスープごはんのブームです」
スープ研究家の東條真千子さんは、こう説明する。
スープごはんの人気の背景には、ヘルシーなスープブーム、ご飯回帰、ワンプレート…などのキーワードが浮かぶ。
小麦価格の高騰をきっかけにご飯が見直され、さらに不況の影響で内食傾向が強まり、家庭でご飯を炊く回数はますます増えた。そのため、ご飯に合い、かつ手間のいらない、ふりかけやお茶漬けの素などの副食品が好調な売れ行きを示している。スープごはんの素もその流れの一つというわけだ。
「実は、残り物で作れる節約メニューであることもスープごはんの魅力なんです」と東條さんは話す。具材は野菜の切れ端でいい。スープはみそ汁でも、残ったカレーをスープで伸ばしたものでもOKだという。
シンプルな調理法ながら、ちょっとしたコツでぐっとおいしくなる。
「ご飯にも味を付けてみては? 市販のドレッシングやトマトケチャップ、醤油(しょうゆ)とゴマ油などを混ぜる。また、溶けるチーズや粉チーズをかけてオーブンで焼いてドリア風にしてもおいしいですよ」
和・洋・中・エスニックとさまざまな味わいのスープに、ご飯も味を付ければその組み合わせは無限に広がる。東條さんはそんな家庭での楽しみ方をまとめたスープごはんのレシピ本を11月、出版する予定だ。
鍋料理は野菜がたっぷりとれて体が温まり洗い物が少なくて済むと、近ごろ人気を集めているが、今年は暖冬予報。そのすきに、スープごはんが鍋料理のお株を奪うことができるか−。
◇
■調理時間は15分
キユーピーが提案する「ほうれん草とプチトマトのスープごはん」。ミネストローネの素で作った野菜たっぷりのスープに卵を落とし、ご飯にかけるだけ。調理時間は15分。スープの味や具材を変えて手軽にアレンジできるのもスープごはんの魅力だ(キユーピー提供) 最終更新:10月11日7時56分
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