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【3:148】【国際】米政府、鳩山首相の「東アジア共同体」に強い反対 不信と懸念強める
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1 名前:帰社倶楽部φ ★ 2009/09/28(月) 18:59:56 ID:???0
鳩山由紀夫首相が国連総会の一般討論演説で表明した「東アジア共同体」構想に対し、米政府高官が米国抜き
の構想だとして強く反対する意向を日本側に伝えてきたことが28日、分かった。日米関係筋が明らかにした。
就任直後の訪米で、オバマ米大統領との信頼関係の醸成に自信を示した首相だが、首相の外交政策への米側の
懸念がかえって強まっていることを示している。
同筋によると、構想に反対し懸念するとの意向は、24日の首相の演説直後に米政府高官が日本政府高官に伝えた。
首相は23日に行われたオバマ大統領との初会談では、アジア政策は日米同盟なくしては成立しないとの認識を
強調したものの、「東アジア共同体」構想については説明しなかった。
ところが、翌日の国連演説で、首相は「FTA(自由貿易協定)、金融、通貨、エネルギー、環境、災害救援など、
できる分野から協力し合えるパートナー同士が一歩一歩協力を積み重ねることの延長線上に、東アジア共同体が
姿を現すことを期待している」と述べ、構想の実現に強い意欲を表明した。
首相は21日に中国の胡錦濤国家主席とニューヨークで会談した際も、「東アジア共同体」構想に言及し、
「日中の違いを認めながら、違いを乗り越えて信頼を築き、構築したい」と語っていた。
首相は16日の就任記者会見では「米国というものを(構想から)除外するつもりはない。米国抜きで必ずしも
すべてできるとは思ってもいない」と語ってもいる。しかし、かねてから同構想への警戒感を抱く米側は、
日米首脳会談で首相の「真意」を確認できないままに終わり、構想の説明については米国は“外された”
格好にもなったことから、不信感と懸念を強めたものとみられる。
米政府はブッシュ前政権時代から、「東アジアから米国を排除するようなもの」(アーミテージ元国務副長官)
とするなど、同構想への反対姿勢を鮮明にしてきた。
[産経新聞]2009.9.28 18:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090928/plc0909281843009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090928/plc0909281843009-n2.htm