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【話題の焦点】
2005年11月28日 掲載
フランスで出生率が上がった本当の理由
政府が産後のアソコの緩みまでケア
http://gendai.net/?m=view&g=wadai&c=050&no=16363
少子化に悩む日本にとって、うらやましいのがフランスだ。04年の出生率は1.90(日本は1.29)。フランスも少子化傾向に悩んでいたのが、95年から反転に成功させ、人口を増やす目安である出生率2.10も「達成できそう」というから驚いてしまう。少子化は世界的傾向なのに、なぜ、フランスだけが増えているのか。このほど「パリの女は産んでいる」(ポプラ社)という本を書いたパリ在住の翻訳家、中島さおりさんに聞いてみた。
「フランスでは1年間企業で働くと、子供が3歳になるまで育児休業制度があり、この間は仕事をしなくてもいいし、パートタイムでもOK。3年たつと前職に復職できる保障があるんです。だから、女性が子供か仕事かで悩むことがない。当たり前のように子供を産み、当たり前のように働き続ける。子供2人の母親の4人に3人は働いています。休業期間中、第2子からは育児手当が月7万2000円ほど出るし、託児所も充実している。日本のように『母親はこうあるべきだ』などという過度の期待もない。フランスの母親はおしゃれですよ」
フランスには驚くべき社会保険がある。産後の「膣の緩み」改善のリハビリに公的助成があるのである。10回分までタダ。それ以降も65%が保険でカバーしてくれる。膣のリハビリにはプラスチックの棒状の器具を使い、運動療法士が出し入れし、「その調子その調子、締めて締めて」とか言うそうだ。
「フランスでは男性も女性もセクシーさを求められる。それが身だしなみなのです。オジサン、オバサンのような恋愛対象から外れた人を指す言葉はありません。フランス社会はカップルが基本単位として根付いている。日本のようにサラリーマン男性が5、6人で飲んでいるのは異様に見える。いくつになっても恋愛をするし、夫婦でもデートを楽しむのです」(中島さおりさん)
フランスの第1子の56%が実は婚外子である。つまり、半分は「できちゃった」ことになる。フランスでは非嫡出子と嫡出子が相続などで差別されることはないので、そのまま結婚しないカップルもいる。もちろん、子供ができたので結婚を決めるカップルもいる。いずれにしても、「まず、つくっちゃう」のは、夫婦のセックスレスが話題の日本人はマネした方がいいかもしれない。