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【政治】原口総務相とテレビ局 「放送事業者の体力に不安」と電波オークションに消極的 過去には「電波料を思いっきり下げます」★2
1 : ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2009/09/19(土) 15:15:33 ID:???0
民主党政権が発足し、大きく変わると期待されている分野のひとつが、情報通信分野だ。
これまで民主党が掲げてきた政策パッケージによると、日本版FCC(連邦通信員会)の創設や、
法体系の見直し、電波オークションの導入検討など、これまでの政策からは大きく方向転換
するものも多い。ところが、いざ政権交代してみると、担当大臣からは日本版FCC以外に
ついては後ろ向きとも取れる発言が相次いでいる。さらに、過去のテレビ出演では、民主党の
公約に反するともとれる発言をしており、早くも情報通信政策は迷走気味だ。
■既存の放送事業者の体力に不安があることを強調
民主党が総選挙前に発表した政策集「インデックス(INDEX)2009」では、21の分野に
ついての政策が掲げられており、そのうちのひとつが「郵政事業・情報通信・放送」。
通信放送行政を総務省から切り離して「通信・放送委員会」(日本版FCC)を設立することや、
NHK改革などが骨子だ。また、「通信・放送行政の改革」という項目では、「現代の通信・
放送の融合時代に対応した法制のあり方を検討する」としているほか、「電波の有効活用」
という項目では、「(1)電波利用料に電波の経済的価値を反映させることによる電波の
効率利用促進(2)適当と認められる範囲内でオークション制度を導入することも含めた
周波数割当制度の抜本的見直し」とあり、電波利用料を市場価格に近づけ、事実上の値上げ
をすることや、電波オークションを前向きに検討したい考えが示されている。
ところが、政権が交代してみると、これに逆行するかのような発言が次々に明らかに
なっているのだ。発言の主は、原口一博総務相。原口氏は、民主党が野党だった時から、
党内の「NC(ネクストキャビネット、次の内閣)総務相」という役職についており、そのまま
「本物の総務相」に横滑りした形だ。
原口氏は、09年9月17日の初登庁後の会見で、これまでの政策を覆すととれるような発言を
次々に繰り出した。(>>2以降に続く)
▽J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/09/18050031.html
▽関連動画
【民主党】電波料おもいっきり下げます【マスゴミ】…YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qb2TpwA05Oc
前スレ http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1253310802/
2 : ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2009/09/19(土) 15:15:50 ID:???0
(>>1の続き)
例えば、竹中平蔵総務相(当時)の私的懇談会がNTTグループの完全資本分離案をまとめ、
10年から具体的な議論を始めることになっていたのだが、
「自公政権で決めた2周遅れの改革論議」
と、事業者間の競争を促進するために始まった改革論議を、いわば「仕切り直し」する方向性
を示す一方、電波オークションについても、地上波の完全デジタル化を控え、既存の放送事業者
の体力に不安があることを理由に、「前のめりでやる環境にあるのかな、という思いがある」と、
消極的な姿勢を示した。
■「それ(電波料)を思いっきり下げますから」
一方、日本版FCCについては、「国民と約束したこと」、実現に前向きな姿勢を改めて
強調した。
また、前出の「電波利用料」の価格についても、原口氏は政権交代前の段階で、民主党の
政策とは相容れないと取れる発言をしている。09年4月、よみうりテレビの「たかじんの
そこまで言って委員会」に出演した際、
「民主党政権になれば、テレビは明るくなりますよね?」
という問いに対し、
「明るくなりますよー。だって今、電波料いくら取られてます?一生懸命稼いでるものが、
天下りとかいろいろなものに使われているじゃないですか。それを思いっきり下げますから。
それから、規制が多すぎるでしょ。『あれやるな、これやるな』って」
と発言。電波利用料と天下りとの関係は明確でないものの、電波利用料の値下げや、テレビ局
にとって有利な規制緩和に意欲的なことは間違いない。電波利用料をめぐっては、「テレビ局
があげている収益に比べて安すぎる」との批判が根強く、一連の電波行政に関する発言は
「既存テレビ局の応援団に等しい」といった批判を呼びかねない。
ちなみに、原口氏は、ワイドショーや討論番組などに多数出演して持論を展開する「論客」
としても知られている。
−おわり−