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高速道の渋滞どう付き合う? “渋滞予報士”に聞く
9月16日11時15分配信 産経新聞
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車でごった返すゴールデンウイークの高速道路。今回の連休も同程度の渋滞が予想されている=5月2日、東名高速下り線横浜町田インターチェンジ付近(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)
秋の大型連休(シルバーウイーク)が間近に迫ってきた。3月から始まった高速道路料金の大幅割引が今回も適用され、高速道路各社はゴールデンウイーク並みの渋滞を予想。ピーク時には50キロの渋滞が見込まれる地点もある。誰もがうんざりとする渋滞はなぜ起きるのか。避けるにはどうしたらいいのだろう。(森本昌彦)
[フォト]車でごった返すゴールデンウイークの高速道路
◆的中率8割
「渋滞とは時速40キロ以下の速度に低下し、それが15分以上続いた状況と定義されています」
東日本高速道路関東支社道路管制センター(さいたま市岩槻区)で渋滞を予測している「渋滞予報士」、原山哲郎さんはそう説明する。正式な資格ではなく、同社内での愛称だが、渋滞的中率8割という高精度を誇る。
原山さんが渋滞になる大きな原因の一つとして挙げるのが「サグ」と呼ばれる地点の存在。下り坂から上り坂にさしかかる地点のことを指す。緩やかな上り坂に変わるため、知らず知らず車のスピードが落ちる。後続車は車間距離が詰まるため、ブレーキを踏む。その繰り返しで渋滞が起きるというわけだ。
サグの代表的な例が、東北道上り線の矢板インターチェンジ(栃木県矢板市)付近。渋滞が発生しやすい場所として知られている。料金所前も起きやすいとのイメージが強いが、意外なことに減っている。ETCの普及が進んだことが影響しているという。
渋滞を避けるためには、どうすればいいのか。原山さんは「渋滞の予測を見て、ピークの時間を避け、早めにゆとりを持って出発してほしい」と話す。「時間交通量が100台違うだけで、渋滞は起きたり、起きなかったりします」と原山さん。一番の対策は時間をずらすことのようだ。
◆さまざまなグッズ
渋滞は避けたいが、旅行のスケジュールなどの関係で、どうしても渋滞に陥ることもある。そんなときに役立つ携帯トイレなどのドライブグッズが人気を集めている。
スーパーオートバックス市川(千葉県市川市)では、携帯トイレの売り上げは前年の2倍ほどに伸びた。また、後部座席の足下に入れ、スペースを広げられる「スペースクッション」というエアクッションも今年の人気商品。長距離ドライブで疲れた際に足を伸ばしたり、寝転がったりするのに使うことができる商品だ。
渋滞で退屈した際に役立ちそうなグッズもある。中でも、シガーライターソケットに差し込んで電源を取ることができるインバーターや、携帯音楽プレーヤーなどに入った音楽を車内で再生するFMトランスミッターが人気という。このほか、長距離ドライブの必需品として、同店の柳沢はる奈さんは「万が一何かあったときに備え、三角停止板やパンク修理剤などの安全グッズを持っておいたほうがいいでしょう」。楽しく安全に連休を楽しむため、こうしたグッズを上手に活用したい。
■秋の連休 GW並み
高速道路4社が発表した9月の大型連休(19〜27日)の渋滞予測によると、高速道路の混雑ぶりはゴールデンウイーク並みとなる見込みだ。
下りのピークは19〜21日、上りは21〜22日。10キロ以上の渋滞は471回、30キロ以上の渋滞は36回発生すると予想されている。全国で最も長い渋滞が予測されているのは、下りでは、中国道宝塚東トンネル付近(19日午前9時ごろ)や関越道花園インターチェンジ付近(20日午前7時ごろ)などで50キロ。上りでは、東名高速大和トンネル付近(20、22日のいずれも午後9時ごろ)などで40キロの渋滞が予想されている。
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