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2009年8月20日 夕刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009082002000270.html
「ガンバロー」はもう古い−。選挙戦3日目を迎えた衆院選で、若手や女性候補を中心に名前をもじった独自のシュプレヒコールやテーマソングを取り入れた選挙運動が目立っている。各陣営は、知名度の向上や支援者の結束につながっていると手応えを口にしている。
「タコタコ揚がれっ、勝っつぞー」。この掛け声で演説会を締めくくるのは愛知1区の民主新人佐藤夕子さん。名前の「夕子」を「タコ」にもじった。「団結感を出したいが、『エイエイオー』や『ガンバロー』ではいかにも政治家然としている。親しみやすく耳に残るコールを」と、主婦仲間らが2年前の地方選の際に考案した。
1区は共産新人木村恵美さんや自民前職篠田陽介さん、社民新人平山良平さんら5人が競う激戦区。佐藤さんは「皆さんの力で高く舞い上がらせて」と力を込める。
同じようなだじゃれコールは長野5区の民主新人加藤学さんの「加藤で勝とう」。18日の公示前夜の事務所開きで偶然生まれた。自民前職宮下一郎さんらに挑むが、陣営幹部は「政権交代への決意が、ストレートに伝わる」と自画自賛する。
街宣や演説会場でテーマソングを流しているのは福井1区の自民前職稲田朋美さん。
親交のある作曲家すぎやまこういちさんから贈られた軽快なポップ調の曲で、歌詞のほとんどは候補者名の繰り返し。民主前職笹木竜三さんらとの対決で、無党派票が当落のカギとなるだけに「通りすがりの人の耳にもじわじわと浸透してくるのではないか」と陣営は効果に期待する。
自身の経歴をアピールする2曲をテーマに選んだのが愛知7区で、自民前職鈴木淳司さんらに挑む元検察官の民主新人山尾志桜里さん。
1つは、木村拓哉さんが検察官を演じた人気ドラマ「HERO」のサウンドトラック。もう1つは、少女時代に初代の子役を務めたミュージカル「アニー」のテーマ曲「Tomorrow」で、秘書によると「演説会場でよくリクエストされ、本人がアカペラでも歌います」という。