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2009/09/13(日) 11:46:57 ID:CgjnQOwy
自民一気に高齢化 衆院30代以下5人だけ
衆院選で惨敗した自民党。解散時に三百人規模を誇った衆院議員の数が三分の一近くの百十九人に
減っただけでなく、世代構成も大きく変化した。三十代以下の衆院議員が激減。世代交代機運が高まる
一方で、党の“高齢化”が進んでしまった。 (原田悟)
「諸外国は(与党が)政権を失った場合、党首を思いきって若返らす」
与謝野馨財務相(71)は十一日の記者会見で、自民党新総裁選びのポイントをこう指摘した。三十九歳
で党首に就任し、政権奪還を視界にとらえた英保守党のキャメロン党首(42)らを念頭に「若い人が主導
的に気概を持ってやってほしい」と若手の奮起を促した。
しかし、衆院選の結果、三十代以下の自民党衆院議員は解散時の二十三人から五人に減少。四十代も
二十三人にとどまり、五十歳以上の九十一人に比べ、少なさが際立つ。
参院議員も三十代以下は五人だけで、与謝野氏も「若い人」の範囲を「三十、四十、五十代」と表現した。
大逆風の衆院選で、当選回数を重ねたベテランが何とか生き残り、地盤が固まっていない若手が軒並み、
議席を失った結果だ。
党総裁選に向けては、有志の中堅議員が脱派閥を意識し、独自候補の擁立を目指して活発に動いている。
ただ、中堅といっても、中心的な存在は小野寺五典氏(49)ら四十代後半から五十代だ。
こうした現状に、四十五歳以下の党員を束ねる党青年局は危機感を強め、衆院選惨敗を受けて集中討議
を実施した。八日には、執行部に(1)若手の役員への積極登用(2)現職国会議員に限らず、若手党員の
意見を広く吸い上げ、党運営に反映させる−ことなどを求める要望書を提出。衆院議員の井上信治青年
局長(39)は「人数が減って厳しいが、声は発信していく」と強調した。
惨敗でいびつな世代構成となってしまった自民党。新総裁選びを含め、党の将来を担う後継世代の育成
が急務となっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091302000079.html