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2009/09/11(金) 15:03:41 ID:WzLQpxvi
激震「自民王国」の崩壊:選挙区支援に拒絶反応 広がる自公距離 /茨城
◇見返り比例票少なく
「学会員から『何であの人に入れなくちゃならないのか』という声があちこちの選挙区で上がっていたよ」
公明党の支持母体・創価学会に所属する県南の男性は、衆院選小選挙区で自民党候補に投票すること
への拒絶反応が強かったことを明かす。
「おカネが不透明」「選挙区を顧みない」といった個々への不信感もあったが、支援しても比例票が思うよう
に伸びない「見返りの少なさ」が背景にはあった。
公明党が県内で獲得した比例票は18万8785票。党県本部の井手義弘幹事長は「2年前の参院選に
比べ、約6000票伸ばした」と成果を強調する。ただ、参院選では県内で自公の選挙協力は結ばれてい
なかった。逆風にさらされた自民党候補が軒並み「比例は公明党」と連呼した割に「上積み」はあまりにも
少ない。
自民党県連は7月末、小選挙区の全候補について、文書で公明党県本部に推薦依頼を出した。だが、
山口武平会長や海野透幹事長から直接の要請は一切なく、小選挙区の各陣営が個別に県本部へ推薦
を依頼するのが実情だったという。
「中央では公明党は重んじられたが、茨城では軽んじられることが多かった」。これが公明党関係者の
持つ印象。ある県議は「県議会ではしょせん、4議席(公明)と48議席(自民)で、勢力が違い過ぎるから」
と語る。
「いびつな関係」への不満は、衆院選・知事選を経て膨らむ一方のようだ。保守分裂の知事選は「小選挙
区の選挙協力に影響もあり、各自の判断に任せるしかない」と表向きは「自主投票」という形を取ったが、
ある関係者は「党として支援の軸を置いたのは現職」と明かす。
中央では山口那津男新代表の下、自民党との関係の見直しが進められる。井手氏は自民党県連の執行
部刷新に「風通しがよくなるかもしれない」と一定の期待を示すが、茨城の自公間の距離は中央以上に
大きくなる可能性が高い。【高橋慶浩】
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090911ddlk08010130000c.html