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二重権力化は民主政治に反する。小沢代表代行を副総理として入閣させるべきである/森田実
http://www.asyura2.com/09/senkyo70/msg/621.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 9 月 04 日 19:51:24: jdZgmZ21Prm8E
・森田実/2009.9.2(その1)
【政界に物申す】二重権力化は民主政治に反するムム民主党幹部はしっかりと団結しなさい
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05642.HTML
9月1日夜、民主党幹部の友人から電話がかかった。尋常でない話なのでメモをした。
「いままで民主党の某幹部の愚痴を聞いていました。彼の話では、鳩山代表が選挙の終盤で組閣について独自の考え(政権移行チーム)を表明したところ、小沢代表代行が反対し、撤回させられたとのことです。この幹部はこのままではすべてを小沢代表代行が決定する体制になると言って愚痴をこぼしていました。おそらく鳩山代表は小沢代表代行が作成した組閣名簿を読むだけになるとも言っていました。これからは、大事な問題はすべて、あらかじめ小沢代行の了承を得なければ撤回させられると思います。民主党は小沢代行一人の政党になりました。鳩山代表は小沢代行が作成したペーパーを読むだけの役割になるかもしれません」
この情報を何人かの民主党内の知人に確かめようと試みたが、コメントを拒否された。小沢一郎代表代行と二重権力の問題について、民主党議員は大変神経質になっている。
深夜になって、ある民主党幹部から電話がかかってきた。調べてみると、鳩山代表の側近のはしゃぎすぎに対する不満が党内にたまっている、とのことであった。この幹部は、むしろ、小沢代表代行を擁護し、鳩山代表のフライング説を語った。この幹部は「これは鳩山代表の側近側に問題がある。あらかじめ小沢代行、菅代行、輿石代行、岡田幹事長らと話をつけておくべきだった。いまの民主党は小沢代行がつくった党だから小沢さんに相談するのは当然だ。二重権力と言われるが、そういう問題ではない」と言った。
ただし、やはり小沢氏の扱いは、民主党にとって最も難しい問題だろう。
2年前の大連立騒動の際、小沢代表が辞意を表明したとき、民主党幹部だけでなく議員たちは小沢代表にとりすがって「代表を辞めないでください」と懇願した。なかには泣いて「辞めないでノ」と訴えた議員もいたという。私が何人かの議員に「なぜこのような誇りなき行動をとるのか」と聞いたところ、彼らはこう答えたムム「小沢さんは代表を辞めたら一族郎党をつれて党を出ていく。小沢さんを怒らせたら民主党は分裂する。そうなったらすべてお仕舞いです。民主党のことに口を出さないでください」と。
ニーチェ流にいえば、小沢氏こそ「最も危険な党人であるとともに最良の党人」である。小沢氏を怒らせたら鳩山政権もすぐにつぶれるという党員全体の恐怖心が民主党の団結を支えるとしたら、これほど危ないことはない。
9月16日に召集される特別国会において、国会は鳩山由紀夫民主党代表を第93代内閣総理大臣に指名する。鳩山氏が首相になったら、全国民と国会に対して責任を負うことになる。党内の実力者に叱られて発言を撤回するようなことを繰り返せば、鳩山首相の責任は免れないであろう。また、党の実力者が首相に対して後ろから露骨に指図するようなことをすれば、政権の信用が落ちることは避けられまい。要は、国家・国民のために協力することである。
二重権力はやめたほうがよい。そのためには、小沢代表代行を副総理として入閣させるべきである。
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