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http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1251910972/l50
953 :無党派さん:2009/09/03(木) 10:16:33 ID:BIt5wmEh
そうした根本原因を解決することなく、抽象的な財政健全化目標を掲げても
ほとんど無意味。財政赤字対GDP比が低下するためには、
結局、プライマリーバランスが黒字化するか、財政赤字の増加ペース以上に
GDPが増えなくてはなりません。しかし、経済成長率が長期金利(国債金利)を
下回る現在の状況では、利払い費負担の増加がGDPの増加を上回り、
財政健全化目標は達成困難です。
当面の国債消化すら懸念される状況ですが、そこで、中央銀行の国債引受・保有、
あるいは本来は政府が行うべき政策を中央銀行が肩代わりする「非伝統的金融政策」を
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採用せざるを得ない事態となっています。
世界同時不況に対処するために、先進各国は巨額の財政出動や「非伝統的金融政策」の
採用に踏み切りました。
そうした状況からの「出口戦略」が注目される局面ですが、日本の場合はそもそも劣悪な
財政状況からの「脱出戦略」も問われています。
http://www.oh-kouhei.org/magazine/20090707.html#2
大塚耕平ブログ
民主党のデフレ対策は、財政健全化、イノベーションのある財政支出への転換、
金融機関の健全化なのであるが、
現在は経済成長が長期金利を下回っている状況であるから、日銀が長期国債を
引き受けたり、社債を買い入れるような政策もあり得るということ。
リフレ派と一線を画すのは、いたずらな財政支出ではなく財政健全化ありきということであるし、
小泉時代と異なるのは緊縮財政を行うのではないということと、
財政支出の方向性の違いだろう。