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2009/09/02
円副代表、ニュージーランド副首相と会談
円より子副代表は2日、党本部にて、ニュージーランドのビル・イングリッシュ副首相(兼財務大臣・社会基盤担当大臣)御一行を迎え会談した。岩國哲人国際局長、内藤正光国際局副局長が同席した。
冒頭、円副代表は歓迎の意を表し、本格的な政権交代が実現したこと、そして、与党の立場として会談の場を設けることができたことへの喜びを述べるとともに、大きな責任を感じていると語った。また、昨年のリーマン・ショック以来、世界を取り巻く経済危機の中、民主党が掲げる「コンクリートから人へ」の方針について触れ、資源のない日本にとって、人材こそが重要な資源であり、そこに重点投資する民主党の政策が有権者に受け入れられたと述べた。
イングリッシュ副首相から日本国民の民主党への期待について尋ねられると、岩國国際局長は、これまでの自民党政権は官僚主導であり、本来、国民に選ばれドライバーライセンスを持った国会議員が運転席に乗るはずが、今までは官僚が運転席に座り、国会議員は助手席であったと説明し、今回の選挙で、国民がその点に気付いたことが政権交代への実現へ繋がったと指摘した。
内藤国際局副局長は、今回の選挙の投票率が69%と高かったのは、国民の今の政治に対する不満と政権交代への期待の表れであり、2年前の参議院選挙で勝利し第一党となった民主党にとって、来年の参議院選挙での勝利が不可欠であると述べた。
最後に円副代表は、これまでも日本とニュージーランドの関係は良好だったが、今後、今まで以上に友好かつ協力的な関係を築いていきたいと伝え、なごやかな雰囲気の中、握手を交わし会談を終えた。