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2009/08/25(火) 20:13:38 ID:iUX2cKb6
“隠れ失業者”本当は失業率8.8%?
配信元:2009/08/01 20:27更新
6月の完全失業率が5.4%と過去最悪(5.5%)に迫る中、実際の雇用情勢は数字よりもはるかに深刻だという声が高まっている。
解雇せずに一時休業などで雇用を維持する企業に国が給付する雇用調整助成金で、“隠れ失業者”の顕在化を食い止めているためだ。
助成金申請者は6月で約238万人に達し、これを含めると単純計算で失業率は8.8%に跳ね上がる。衆院選でも雇用政策が大きな争点となりそうだ。
厚生労働省が集計した月ごとの申請状況によると、6月の対象者は前年同月の1774人に比べ1300倍超に激増した。
昨秋の米国発の金融危機以降の景気の急降下に加え、経済対策で適用条件が大幅に緩和されたためだ。
助成金がなければ、解雇されていた可能性があり、経済専門家の間では「隠れ失業者」と位置づける考えが広がっている。
これに対し、6月の完全失業者数(季節調整前)は約348万人。助成金の申請者数には一時休業や職業訓練の重複があるが、
単純に合計すると約586万人となる。失業率として計算すると、8.8%に達し、米国の6月の9.5%に迫る高水準となる。
日本で失業率が過去最悪となった平成14、15年に比べ、現在は適用条件の緩和によってより多くの失業が食い止められており、
日本総合研究所の山田久主任研究員は「実態はすでに史上最悪を超えている」と指摘する。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/285059/