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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/23/01.html
民主着々!自民の大物つぶし
北海道・JR千歳駅前で演説する民主党の鳩山由紀夫代表
Photo By 共同
衆院選(30日投開票)の公示後初の週末となった22日、劣勢が伝えられる自民党の候補者は、派閥の領袖や党3役といったベテランたちも新人並みに地元を駆け回った。追い風に乗る民主党は攻勢を強め、党幹部が自民大物の選挙区に一斉に入った。
自民党最大派閥町村派の会長、町村信孝前官房長官(64)=北海道5区=は北海道江別市の団地で「首相が次々に代わるゴタゴタで自民党は国民の信頼を失った。おわびしたい」と頭を下げた。
森、小泉、安倍、福田の4内閣で外相や官房長官などの主要ポストを歴任し、知名度、実績は抜群。これまでは、ほとんど地元入りせずに8期連続当選を果たしてきたが、毎日新聞社が19〜21日に実施した特別世論調査では民主元職の小林千代美氏(40)にリードを許している状況。危機感を募らせ、今回は地元に張り付いている。
自民党の笹川尭総務会長(73)=群馬2区=は三輪スクーターで群馬県桐生市中心部の商店街を回り、10人程度の聴衆を前に「一生懸命やっているのに支持率が上がらない」と険しい表情。同調査では、こちらも民主前職の石関貴史氏(37)が優位に戦いを進めている。
逆風が吹き荒れる自民党は、大物も例外ではない。ほかの候補者の応援に行く余裕はなく、多くが自らの選挙区に張り付く異例の事態で、防戦を余儀なくされている。
これにつけ込む民主党は鳩山由紀夫代表(62)ら党幹部が全国を精力的に駆け回る攻めの選挙戦を展開。鳩山氏は22日、「町村王国」の北海道5区に応援に入り、晴れ渡る空を見上げて「この青空のような日本を取り戻すには政権交代しかない」と訴えた。民主党北海道は同区を「最重点区」と位置付け、公示日の18日には小沢一郎代表代行(67)が小林氏の事務所を電撃訪問するなど、“町村つぶし”に力を入れている。
また、菅直人代表代行(62)は、14期連続当選を目指す自民党の森喜朗元首相(72)の地元・石川2区入り。小沢氏が刺客として送り込んだ新人の田中美絵子氏(33)は接戦を展開しており、支持固めを図った。
岡田克也幹事長(56)は、麻生太郎首相(68)が訪れた約1時間後に兵庫1区に入り、有権者の注目を集めた。