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花巻東が初のベスト４！菊池雄降板も延長制す
8月21日13時49分配信 サンケイスポーツ
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花巻東−明豊 四回表、花巻東・佐々木(大)が遊撃適時内野安打し２−０とする （写真：サンケイスポーツ）
第９１回全国高校野球選手権大会第１２日（２１日、甲子園）第１試合はセンバツ準優勝の花巻東（岩手）が明豊（大分）を延長戦の末７−６で破り、春のセンバツに続き２季連続でベスト４進出を決めた。注目の花巻東・菊池雄は５回途中、アクシデントで降板した。
【写真で見る】花巻東、菊池雄降板も全員野球でベスト４
花巻東は二回表に１点を先制。四回表には集中打をみせ３点を追加し序盤で４点のリードを奪ったが、五回裏に先発の菊池雄にアクシデント。腰を痛がる素振りをみせ、二死を取ったところで降板。２番手のマウンドには三塁手の猿川が上がった。
菊池雄は六回表の第３打席で代打を出され交代。本人は「投球中に背中を痛めた」とコメントを残した。
八回裏に逆転された花巻東は、九回表に連打で同点とし、延長十回表には二死から主将・川村が決勝点となる中前打を放ち１点を勝ち越し。粘る明豊を振り切った。
花巻東は春夏連続のベスト４入り。夏は５回目の出場で初の準決勝進出となり、岩手県勢では１９１９年の盛岡中以来９０年ぶりの４強入りとなった。
明豊は四回裏まで花巻東・菊池雄の前に無安打、無四球と完璧に抑えられていたが、五回裏に１点を返し、代わった猿川を攻略し八回裏には逆転したが、延長で力尽きベスト８で姿を消した。
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