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小泉改革とは何だったのか
1 : ノゲシ(茨城県):2009/08/14(金) 08:48:36.58 ID:8JpAzrp9● ?BRZ(10100) ポイント特典
小泉改革今は昔
与野党ともに否定的→争点にならず
2005年の前回衆院選では当時の小泉首相が「改革」を連呼し、
自民党は圧勝したが、その後4年間で「市場原理主義的な政策の結果、格差が広がった」と県内でも批判が高まった。
だが、今回の選挙では与党の立候補予定者にも小泉改革に否定的な意見が多く、
与野党を問わず予定者の主張に「改革」の言葉は見られない。
小泉構造改革の成果の是非は実質的に争点になっていない格好だ。
「あえて申し上げる。小泉改革はろくなものじゃなかった」。
東根市で12日夜に行われた事務所開設式で、
山形2区の民主前議員・近藤洋介氏はこう訴え、
「小泉改革は地方を中小企業を、人の絆(きずな)を切り捨てた。高齢者も切り捨てようとしている。逆のことをやらなければ」と話した。
山形1区の民主元議員・鹿野道彦氏も11日の社民党支部の会合で
「この4年間、自公政権は格差社会を生み、温かみの欠ける政治をやってきた」と批判した。
野党の立候補予定者は小泉改革批判で攻勢をかける。
ところが、批判を受ける側の与党の立候補予定者も小泉改革の成果には否定的だ。
山形1区の自民前議員・遠藤利明氏は7月17日の記者会見で、
小泉政治について「公的資金の導入以外は間違いだった。
小泉さんのやり方は日本人に合わない。『絆社会』をもう一回作っていく」と言い切った。
山形3区の自民前議員・加藤紘一氏も早くから小泉構造改革を批判し、批判論者の代表的な存在だ。
麻生首相は7月23日のメールマガジンで「行き過ぎた市場原理主義から決別します」と明言した。
しかし、県内は100年に一度と言われる経済危機の影響から抜け出せず、
昨年10月から今年9月までに解雇などで失職したか、失職が見込まれる非正規労働者は5666人と都道府県で12番目に多い。
「都市と地方の格差が膨らんだ」との批判も根強く、与党に逆風が吹く大きな要因になっている。
(2009年8月14日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090813-OYT8T01153.htm