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＜夏の高校野球＞花巻東・菊池雄、長崎日大に逆転勝ち
8月12日18時28分配信 毎日新聞
【長崎日大・花巻東】二回表長崎日大２死、山田に左越え本塁打を打たれ、マウンドでぼうぜんとする花巻東の菊池雄＝阪神甲子園球場で２００９年８月１２日、三浦博之撮影
第９１回全国高校野球第３日の１２日、第４試合は、センバツ準優勝で大会屈指の好投手、菊池雄（花巻東）に注目が集まった。長崎日大に３本塁打を浴びたものの、チームは八回に逆転、好ゲームをものにした。
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○花巻東（岩手）８−５長崎日大（長崎）●
１５０キロを超える直球が持ち味の左腕・菊池雄だが、この日は今ひとつピリリとせず、二回、山田に内角の変化球をレフトスタンドにたたきこまれ、１点を失った。さらに、六回にも本多晃にレフトへ２点本塁打を打たれた。菊池雄が甲子園で１試合２本塁打以上打たれたのは初めて。
花巻東は六回、横倉の右中間適時二塁打などで２点を挙げ、１点差に詰め寄る。しかし、長崎日大は七回、長門がスクイズを成功させ、追加点を挙げた。花巻東は七回１死二、三塁から柏葉が中前適時打のあと、三塁走者の菊池雄がディレードスチールを決め、同点に。
長崎日大は八回、小柳の左越え本塁打で１点を勝ち越した。しかし、その裏、粘る花巻東は無死満塁から佐々木大が中越えの３点二塁打を放ち、逆転に成功。そのまま逃げ切った。【デジタルメディア局】
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【写真特集】菊池雄はだれに匹敵する 夏の甲子園名投手列伝 最終更新:8月12日18時38分
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