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2009/08/10(月) 21:55:22 ID:p/IQxD0v
「第三極」に刺客=追い風で自信、連携方針転換−民主
衆院選の公示を18日に控え、民主党は「第三極」を掲げる無所属の平沼赳夫元経済産業相(岡山3区)
と「みんなの党」の江田憲司前衆院議員(神奈川8区)への対抗馬擁立を相次いで決めた。衆院選後の
連携をにらんで、「不戦敗」の構えだったが、協力が得られるかどうかはっきりしないため、対決する方針
に切り替えた。追い風を意識し、連立相手に想定する社民、国民新の両党と合わせれば確実に過半数
を確保できると自信を深めていることも背景にあるようだ。
「平沼氏の政治行動を見守ってきたが、自公に代わる政権を(共に)つくるのは困難と判断した」。民主党
の選挙対策を仕切る小沢一郎代表代行は10日、岡山市で記者会見し、岡山3区で独自候補の擁立を
決めた理由をこう説明した。同党は3日には、神奈川8区でも新人を公認した。
平沼氏は、無所属で出馬を予定する候補15人と「平沼グループ」を結成。一方、江田氏は渡辺喜美元
行政改革担当相(栃木3区)らと「みんなの党」をつくり、民主党と一線を画す方針を打ち出している。
これに対し、小沢氏は代表時代から、両氏との連携に期待を掛け、選挙区での競合を避けてきた。神奈川
8区では、渡辺氏と連携する江田氏に配慮し、前回比例復活したベテランをわざわざ「国替え」させたほど
だ。
小沢氏が2選挙区に「刺客」を立てたことについて、党選対幹部は「いつまでも旗幟(きし)鮮明にしない
渡辺、平沼両氏に見切りを付けた」と解説。また、ある関係者は「二人の協力を得なくても、政権交代は
可能だ」と自信を示している。
「渡辺氏も自公政権を代えることが明確でない。公認候補の擁立は今後もあるかもしれない」。小沢氏は
岡山市での記者会見で、強固な地盤を誇る渡辺氏や、平沼グループの小泉龍司氏(埼玉11区)への
対抗馬擁立を示唆し、けん制した。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009081000862